特許
J-GLOBAL ID:200903040085156168

超音波モータの駆動回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-048598
公開番号(公開出願番号):特開平5-252765
出願日: 1992年03月05日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】駆動周波数の収束状態を一定にし、超音波モータの、駆動周波数が収束する前の状態によって回転状態が左右されない超音波モータの駆動回路を提供することを目的とする。【構成】超音波モータ3からのモニタ信号Sig1により駆動点を検出する駆動点検出手段5と、周波数制御手段7,発振回路1,電力増幅回路2からなる、最適駆動周波数に追従させる追従手段と、上記駆動点が最適駆動周波数から所定量以上高周波側/低周波側にシフトしている場合に第1/第2のずれ信号を出力する第1/第2ずれ信号出力手段4/6と、上記周波数制御手段7中に含まれる、上記追従手段において最適駆動周波数に達すると、該追従手段の動作を禁止する禁止手段と、上記第1または第2のずれ信号が出力された場合、上記禁止手段による上記追従手段の動作の禁止を解除する解除手段とを具備している。
請求項(抜粋):
電気-機械エネルギー変換素子に駆動信号を印加することにより、弾性体表面に進行性の振動波を発生させると共に、該進行性振動波により起動されて該進行性振動波の状態を示すモニタ信号を出力するモニタ用の電気-機械エネルギー変換素子を有し、このモニタ信号よりモータの駆動点を検出する駆動点検出手段と、この駆動点検出手段の出力に基づき上記駆動信号の周波数を最適駆動周波数に追従させる追従手段とを具備する超音波モータの駆動回路において、上記駆動点が最適駆動周波数より所定量以上高周波側にシフトしている場合に第1のずれ信号を出力する第1ずれ信号発生手段と、上記駆動点が最適駆動周波数より所定量以上低周波側にシフトしている場合に第2のずれ信号を出力する第2ずれ信号発生手段と、上記追従手段において最適駆動周波数に達すると、該追従手段の動作を禁止する禁止手段と、上記第1または第2のずれ信号が出力された場合、上記禁止手段による上記追従手段の動作の禁止を解除する解除手段と、を具備したことを特徴とする超音波モータの駆動回路。

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