特許
J-GLOBAL ID:200903040091431146
可撓管の変形シミュレーション方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-258409
公開番号(公開出願番号):特開2009-087191
出願日: 2007年10月02日
公開日(公表日): 2009年04月23日
要約:
【課題】設計効率の向上、設計コストの低減を図りつつ、可撓管の変形挙動を正確に再現する上で有利な可撓管の変形シミュレーション方法を提供する。【解決手段】解析手段10Bは可撓管40の形状を示す形状データD1に基づいて構造データを生成する。解析手段10Bは、構造データと材料特性データD2と拘束条件データD3と境界条件データD4とに基づいて有限要素法による計算を行い、可撓管40の両端が構造物に取り付けられた状態で可撓管40の内周面に圧力が作用しない無負荷状態での変形挙動を示す第1のデータD10を出力手段10Cを介して出力する。また、解析手段10Bは、前記各データと可撓管40の内部に加わる圧力を示す圧力データD5とに基づいて有限要素法による計算を行い、可撓管40の内周面に前記圧力が作用した負荷状態での変形挙動を示す第2のデータD12を出力手段10Cを介して出力する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
可撓管の両端が構造物に取り付けられた状態における前記可撓管の変形挙動を有限要素法によりコンピュータを用いて解析する可撓管の変形シミュレーション方法であって、
前記コンピュータは、操作者による操作入力を受け付ける入力手段と、有限要素法による解析処理を行う解析手段と、データの出力を行う出力手段とを備え、
操作者が前記入力手段に対して操作入力を行うことにより前記可撓管の形状を示す形状データを前記解析手段に与える形状データ入力ステップと、
前記解析手段が前記形状データに基づいて前記可撓管を要素分割し複数の要素と複数の節点を設定することで構造データを生成する構造データ生成ステップと、
操作者が前記入力手段に対して操作入力を行うことにより前記可撓管の材料特性を示す材料特性データを前記解析手段に設定する材料特性設定ステップと、
操作者が前記入力手段に対して操作入力を行うことにより前記可撓管の拘束条件を示す拘束条件データを前記解析手段に設定する拘束条件設定ステップと、
操作者が前記入力手段に対して操作入力を行うことにより前記可撓管の両端を前記構造物に取り付ける際の前記両端の移動量および位置を定義する境界条件を示す境界条件データを前記解析手段に設定する境界条件設定ステップと、
前記解析手段が、前記構造データ生成ステップで生成された構造データと前記材料特性設定ステップで設定された材料特性データと前記拘束条件設定ステップで設定された拘束条件データと前記境界条件設定ステップで設定された境界条件データとに基づいて有限要素法による計算を行い、前記可撓管の両端が前記構造物に取り付けられた状態で前記可撓管の内周面に前記圧力が作用しない無負荷状態での変形挙動を示す第1のデータを出力する第1のデータ出力ステップと、
操作者が前記入力手段に対して操作入力を行うことにより前記可撓管の内周面に作用する圧力を示す圧力データを前記解析手段に設定する圧力設定ステップと、
前記解析手段が、前記構造データ生成ステップで生成された構造データと前記材料特性設定ステップで設定された材料特性データと前記拘束条件設定ステップで設定された拘束条件データと前記境界条件設定ステップで設定された境界条件データと前記圧力設定ステップで設定された圧力に基づいて有限要素法による計算を行い、前記可撓管の両端が前記構造物に取り付けられた状態で前記可撓管の内周面に前記圧力が作用した負荷状態での変形挙動を示す第2のデータを出力する第2のデータ出力ステップとを含む、
ことを特徴とする可撓管の変形シミュレーション方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (3件):
5B046AA05
, 5B046JA04
, 5B046JA08
引用特許:
出願人引用 (2件)
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特開平3-108070
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線状部材の安定形状解析装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-047454
出願人:ヤマハ発動機株式会社
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