特許
J-GLOBAL ID:200903040092667615

竪型自然循環式排熱回収ボイラとその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-017927
公開番号(公開出願番号):特開2000-213701
出願日: 1999年01月27日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【課題】 ボイラ運転停止中に節炭器上部に空洞部が生じないようにした竪型自然循環式の排熱回収ボイラを提供すること。【解決手段】 自然循環式の排熱回収ボイラ2は節炭器3の管群、蒸発器4の管群、節炭器入口管寄せ5、節炭器出口管寄せ6、蒸発器入口管寄せ7、蒸発器出口管寄せ8、気水分離ドラム9、ボイラ給水ポンプ11、給水管12、節炭器出口連絡管13、給水制御弁14、降水管15、上昇管16、蒸気管17、空気抜き配管18及び空気抜き開閉弁19などから構成されており、降水管15と節炭器出口管寄せ6と連結するか又は降水管15と節炭器出口連絡管13の最下部と連結する循環連絡管20及び循環連絡弁21を付加している。夜間などに運転停止している間は、配管18の弁19を開放したままとし、同時に循環連絡管20の弁21を開放しておけば気水分離ドラム9内の大量の水にバックアップされて少々の体積低下に際しても節炭器3内に空洞が生じる事はない。従って、次のボイラの起動に際しても気泡抜き操作をする必要もない。
請求項(抜粋):
ガスタービンからの排気ガスを下方から上方に流す煙道内に水平方向に伝熱管の長手方向を配置した節炭器管群及び蒸発器管群を設け、さらに節炭器の内、最も高位にある管より上方に水位を有する気水分離ドラムを設け、節炭器管群の最上方に設けられた節炭器入口管寄せに給水管を連結し、節炭器管群の最下方に設けられた節炭器出口管寄せと気水分離ドラムを節炭器出口連絡管で連結し、かつ蒸発器管群の最下方に設けられた入口管寄せと気水分離ドラムを降水管で連結し、蒸発器管群の最上方に設けられた蒸発器出口管寄せと気水分離ドラムを上昇管で連結した竪型自然循環式排熱回収ボイラにおいて、節炭器入口管寄せと気水分離ドラム間を空気抜き配管で連結し、かつその空気抜き配管には開閉弁を設け、節炭器出口管寄せと降水管を給水配管で連結するか又は節炭器出口連絡管の最下方部位と降水管を給水配管で連結し、その給水配管にも開閉弁を設けたことを特徴とする竪型自然循環式排熱回収ボイラ。
FI (2件):
F22B 1/18 C ,  F22B 1/18 E
Fターム (3件):
3L021AA02 ,  3L021BA03 ,  3L021CA01
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 排ガスボイラ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-228667   出願人:三菱重工業株式会社

前のページに戻る