特許
J-GLOBAL ID:200903040093610102

冷凍サイクルの可変容量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大貫 和保 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-178036
公開番号(公開出願番号):特開2001-012358
出願日: 1999年06月24日
公開日(公表日): 2001年01月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 二酸化炭素を冷媒として使用した冷凍サイクルの圧力に対して充分な耐圧性を有すると共に、圧力制御弁を大きくすることなく確実に容量可変制御を行う。【解決手段】 冷媒として二酸化炭素使用した冷凍サイクルの低圧側の圧力を検出する圧力センサを12設け、この検出値が目標圧力と一致する方向に圧力制御弁2の電磁コイルを制御すると共に、圧力制御弁の弁体の移動方向両端に低圧圧力を等しくかけるようにしたので、小さい負荷で弁体を移動させることができるようになるので、電磁コイルの大きさを抑えることができる。
請求項(抜粋):
シリンダブロック、前記シリンダブロック内に設けられる駆動軸、該駆動軸と共に回転すると共に駆動軸に対する傾斜角度が可変自在である駆動斜板、前記シリンダブロック内に設けられ、前記駆動軸と平行な軸を有する複数のシリンダ、該シリンダに摺動自在に配され、前記駆動斜板の回転に伴って前記シリンダ内を往復動する複数のピストン、前記シリンダと前記ピストンとによって画成される圧縮室、前記ピストンの反圧縮室側に形成されるクランク室、前記ピストンの吸入行程において前記圧縮室と連通する吸入室、及び前記ピストンの圧縮行程において前記圧縮室と連通する吐出室を少なくとも有する可変容量型圧縮機と、該可変容量型圧縮機で圧縮された冷媒を冷却する放熱器と、該放熱器で冷却された冷媒を膨張させる膨張手段と、該膨張手段で膨張された冷媒を蒸発される蒸発器とから少なくとも構成され、前記冷媒が二酸化炭素である冷凍サイクルにおいて、少なくとも、前記吸入室と連通する低圧室、前記吐出室と連通する高圧室、前記クランク室と連通する圧力調整室、前記圧力調整室と前記低圧室の間に設けられる低圧側連通口、前記圧力調整室と前記高圧室との間に設けられる高圧側連通口、前記低圧側連通口を開/閉すると同時に前記高圧側連通口を閉/開する弁体、電磁力を発生する電磁コイル、該電磁コイル内に摺動自在に挿入され、電磁コイルの電磁力によって移動して前記弁体を移動させるプランジャ、及び前記弁体を前記プランジャによる移動方向と逆方向に付勢するスプリングとからなる可変容量機構と、前記冷凍サイクルの膨張手段の出口側から前記可変容量型圧縮機の吸入側までの低圧ラインの圧力を検出する圧力センサと、該圧力センサによって検出された低圧圧力が目標圧力よりも高い場合には、前記圧力調整室と前記低圧室と連通し且つ前記圧力調整室と前記高圧室とを遮断する方向に弁体を移動させ、該低圧圧力が目標圧力よりも低い場合には前記圧力調整室と前記低圧室と遮断し且つ前記圧力調整室と前記高圧室とを連通させる方向に弁体を移動させるように前記電磁コイルを制御する制御手段とを具備することを特徴とする冷凍サイクルの可変容量制御装置。
IPC (4件):
F04B 49/00 361 ,  F04B 27/14 ,  F04B 27/08 ,  F25B 1/02
FI (4件):
F04B 49/00 361 ,  F25B 1/02 Z ,  F04B 27/08 S ,  F04B 27/08 P
Fターム (21件):
3H045AA04 ,  3H045AA10 ,  3H045AA12 ,  3H045AA27 ,  3H045BA19 ,  3H045CA02 ,  3H045CA24 ,  3H045DA25 ,  3H045EA13 ,  3H045EA16 ,  3H045EA26 ,  3H045EA38 ,  3H045EA44 ,  3H076AA06 ,  3H076BB26 ,  3H076BB33 ,  3H076BB38 ,  3H076CC12 ,  3H076CC84 ,  3H076CC92 ,  3H076CC93

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