特許
J-GLOBAL ID:200903040104682747

冷間加工性と耐遅れ破壊性に優れたボルト用鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 植木 久一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-190684
公開番号(公開出願番号):特開平8-060245
出願日: 1994年08月12日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】 冷間加工性と耐遅れ破壊性に優れ、引張強さが900〜1300N/mm2 のボルトを得るためのボルト用鋼を、経済的に製造することのできる方法を提供する。【構成】 C:0.15〜0.35%、Si:0.1%以下、Mn:0.90〜1.50%、P:0.015%以下(0%を含む)、S:0.015%以下(0%を含む)、Cr:0.50%以下、Ti:0.01〜0.08%、Al:0.01〜0.05%、B:0.0005〜0.0030%を夫々含有し、且つC,Mn,Crの含有量に規定されるK値が0.40〜0.60の範囲を満足し、残部がFeおよび不可避不純物である鋼材を、仕上げ圧延温度が900°C以上となる様に熱間圧延した後、500°Cまでを2°C/sec以下の冷却速度で冷却し、引続き室温まで放冷する。
請求項(抜粋):
C:0.15〜0.35%(重量%:以下同じ)、Si:0.1%以下、Mn:0.90〜1.50%、P:0.015%以下(0%を含む)、S:0.015%以下(0%を含む)、Cr:0.50%以下、Ti:0.01〜0.08%、Al:0.01〜0.05%、B:0.0005〜0.0030%を夫々含有し、且つ下記(1)式によって規定されるK値が0.40〜0.60の範囲を満足し、残部がFeおよび不可避不純物である鋼材を、仕上げ圧延温度が900°C以上となる様に熱間圧延した後、500°Cまでを2°C/sec以下の冷却速度で冷却し、引続き室温まで放冷することを特徴とする冷間加工性と耐遅れ破壊性に優れたボルト用鋼の製造方法。 K値=[C]+0.2[Mn]+0.15[Cr] ...(1)但し、[C],[Mn]および[Cr]は、夫々C,MnおよびCrの含有量(%)を示す。
IPC (4件):
C21D 8/06 ,  C21D 9/52 103 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/32
引用特許:
審査官引用 (2件)

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