特許
J-GLOBAL ID:200903040120029778

電力変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 則次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-245959
公開番号(公開出願番号):特開平7-075342
出願日: 1993年09月06日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】 三相の交流電圧を直流電圧に変換するための電力変換装置の構成を簡単にする。【構成】 三相交流電源ライン6u、6v、6wにリアクトル2u、2v、2wを介してブリッジ回路3を接続する。電源ライン6u、6v、6wの電流の波形を正弦波に近似させ且つ力率を1にするようにブリッジ回路3のスイッチング素子Q1 〜Q6 をオン・オフする。また、直流出力電圧を所望値にするためにスイッチング素子Q1 〜Q6 のデューティを制御する。交流電源電圧を直接に検出しないで、交流電流と電流制御器14、15の出力に基づいて推定する。
請求項(抜粋):
正弦波の交流電源電圧を供給するための交流電源ラインに直列に接続されたインダクタンス値Lのリアクトルと、前記リアクトルの出力端子と一対の直流出力端子との間に接続された複数のスイッチング素子から成るブリッジ回路と、前記複数のスイッチング素子に逆並列接続された複数のダイオードと、前記一対の直流出力端子間に接続された平滑用コンデンサと、前記交流電源ラインの交流電流(i)を検出する電流検出器と、前記直流出力端子の出力電圧(Ed)を検出する直流電圧検出器と、前記直流出力端子の所望出力電圧を示す直流電圧指令(Edr)を発生する直流電圧指令値発生器と、前記電流検出器と前記直流電圧検出器と前記直流電圧指令値発生器とに接続され、前記直流電圧指令値(Edr)と前記直流電圧(Ed)との誤差が零になるような電圧制御用電流指令値(Id)を発生し、前記交流電源電圧(Vs)の推定値Vsを【数1】(但し、ここでLnは前記インダクタンス値Lの公称値、Kanは前記出力電圧Edの1/2の値の公称値、K1 及びK2 はゲインを示す。)に従って求め、前記交流電圧推定値(Vs)と前記電圧制御用電流指令値(Id)を掛算して前記交流電流(i)の所望値を示す電流指令値(ir)を求め、前記電流指令値(ir)と前記交流電流(i)との誤差を零にするために要求される前記リアクトルの出力端子側における交流側端子電圧(Vc)を示す交流側端子電圧指令値(Vr)を求めて前記交流電源電圧の推定値(Vs)の演算に使用するように構成された制御手段と、前記制御手段と前記複数のスイッチング素子の制御端子との間に接続され、前記交流側端子電圧指令値(Vr)に応答して前記複数のスイッチング素子をオン・オフ制御するためのPWM(パルス幅変調)パルスを作成するPWMパルス発生手段とを具備していることを特徴とする単相又は多相の電力変換装置。
IPC (2件):
H02M 7/219 ,  H03K 7/08

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