特許
J-GLOBAL ID:200903040125541248

電磁スプール弁

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-146298
公開番号(公開出願番号):特開平8-014432
出願日: 1994年06月28日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】[目的]油の漏れ量が少なく、消費流量が一定で、しかもスリーブの内壁、即ち、第1ドレンポートとフィードバック室ポートの間の内壁や、フィードバック室ポートと供給ポートの間の内壁面のように内壁面の両側で差圧の生じる部分に堆積する異物を良好に除去できる電磁スプール弁を提供することを目的とする。[構成]スプール5が一方の移動端にある時、第1ランド部27の内壁面55に対応するラップ量は最大となる。この時、第2ランド部29の内壁面56に対応するラップ量は0となる。また、スプール5が他方の移動端にある時、第1ランド部27の内壁面55に対応するラップ量は0となり、この時の第2ランド部29の内壁面56に対応するラップ量は最大となる。これによって、内壁面55,56がスプール5の移動範囲において、完全に開放される時があるため、この内壁面55,56に堆積する異物は完全に除去される。
請求項(抜粋):
ドレインポート、フィードバック室ポート、供給ポートおよび制御ポートが形成されるとともに、前記フィードバック室ポートと前記制御ポートを連通させるフィードバック制御圧溝が形成されたスリーブと、このスリーブに形成された内壁面内の軸線方向に滑動可能に嵌挿され、前記軸線方向の変位により前記各ポート間を選択的に連通させる複数のランド部が形成されたスプールと、このスプールを変位作動させるリニアソレノイド部とを備えた電磁スプール弁において、前記スプールが一方の移動端にある時、前記ドレンポートおよび前記フィードバック室ポートの間の第1内壁面に対応する第1ランド部は、前記第1内壁面に対するラップ量が0となっており、前記スプールが他方の移動端にある時、前記フィードバック室ポートおよび前記供給ポートの間の第2内壁面に対応する第2ランド部は、前記第2内壁面に対するラップ量が0となっていることを特徴とする電磁スプール弁。
IPC (4件):
F16K 31/06 330 ,  F16K 31/06 305 ,  F16K 3/26 ,  F16K 51/00

前のページに戻る