特許
J-GLOBAL ID:200903040127911468

各種流体用ノズルの製法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-201478
公開番号(公開出願番号):特開2002-348722
出願日: 2001年05月28日
公開日(公表日): 2002年12月04日
要約:
【要約】【課題】 流体の微流量送給構造におけるノズルの製法においては、超微小径の穴加工は放電加工機に依存しなければならず、その為に穴の有効深さ、即ち厚みが薄くなり、穴の磨耗による耐久性に問題点があり、かつまた、従来は特異形状の吐出孔の形成がノズルに不可能であっても、流路を構成して問題点と共に解消させる。【解決手段】 ノズルの吐出孔19の形状を無視する事によって、放電加工機や工作機械による切削加工によらず、部材のはめ込み方法により微小の穴を構成する手段を選択する事により、吐出孔ユニット7をブッシュ8に形成された、角錐状の流体誘導部材挿入口12の面積と、流体誘導部材14の断面積差とにより、角錐状の流体誘導部材挿入口12の対角部に隙間を形成して、ノズルの流路19として構成する。そして、ブッシュ8の角錐状の流体誘導部材挿入口12に、流体誘導部材14を挿入して、電気抵抗溶着方法によりブッシュ8の角錐状の対辺接触部内周面12aと、流体誘導部材14の角錐状の対辺接触部外周面14aを溶着させてノズルを構成する。
請求項(抜粋):
各種流体用ノズルの本体部(2)は、台盤状として形成され、且つ本体部(2)の板厚方向の中心より外周縁部にかけて、吐出孔配列用の段付穴(5)を内部に有した配列穴(4)を、放射状或いは碁盤目状に配した配列盤(3)として形成され、且つ配列穴(4)の内部は、円錐状に形成されたブッシュ挿入口(6)が施されている。他方、ノズルの吐出孔ユニット(7)を構成するブッシュ(8)は、鍔(9)を有し、且つ該ブッシュ挿入口(6)の形状に準じたボス部(10)を備えている。そして、該ブッシュ(8)の鍔(9)側の軸方向中心部は、円錐状の流体誘導穴(11)が形成され、且つまた流体誘導穴(11)は、該ボス部(10)側に角錐状の流体誘導部材挿入口(12)であり、更に吐出孔の下穴でもあるを形成してつながっている。一方角錐状の流体誘導部材(14)は、ブッシュ(8)に形成された角錐状の流体誘導部材挿入口(12)の形状に準じて形成されると共に、更に各対角部コーナー(16)は、円弧を始め適宜の形状を突端の角錐端部(15)にかけて形成され、且つまた角錐状の流体誘導部材(14)の軸方向の太目側に接して、反対方向に角錐状の流体誘導部(17)が指向して形成されている。そして、該流体誘導部材(14)の角錐端部(15)を、該ブッシュ(8)に形成された円錐状の流体誘導穴(11)側から、角錐状の流体誘導部材挿入口(12)にはめ込み、該角錐状の流体誘導部材挿入口(12)の各対辺接触部内周面(12a)と、角錐状の流体誘導部材(14)の各対辺接触部外周面(14a)を密着させて、吐出孔ユニット(7)を構成し、ブッシュ(8)に形成された角錐状の流体誘導部材挿入口(12)の開口面積と、流体誘導部材(14)の断面積差とにより、角錐状の流体誘導部材挿入口(12)の対角部に隙間を形成して流路(19)とし、吐出孔(20)を構成する各種流体用のノズルの製法。
Fターム (4件):
4L045CB08 ,  4L045CB16 ,  4L045CB21 ,  4L045CB23

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