特許
J-GLOBAL ID:200903040130410801

画像処理方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-217335
公開番号(公開出願番号):特開平10-063839
出願日: 1996年08月19日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 原画像信号の周波数帯域ごとの信号を表すバンドパス信号を積算して原画像信号に強調のために加算する加算信号を作成する際に、所望の強調処理を行いながら、非エッジ部に含まれる粒状のノイズ信号を除去する。【解決手段】 エッジ検出手段2および補間拡大手段3によりエッジ画像信号を作成し、このエッジ画像信号に基づいて、変換手段5によりエッジ部の信号についてはほぼ1、非エッジ部の信号についてはほぼ0であるようなエッジ係数を定義して、周波数強調処理手段6においてこのエッジ係数を信号に乗じて、非エッジ部に含まれるノイズ信号を除去する。
請求項(抜粋):
原画像を表す原画像信号に基づいて、互いに解像度が異なる複数の低解像度画像信号を作成し、前記各低解像度画像信号に対して、所定のエッジ検出処理を施すことによって該各低解像度画像信号に対応する、互いに解像度が異なる複数の低解像度エッジ画像信号を作成し、前記各低解像度画像信号を、該低解像度画像信号の画素数が前記原画像信号の画素数と同じになるようにそれぞれ補間拡大して、前記原画像信号の複数の異なる非鮮鋭マスク画像信号を作成するとともに、前記各低解像度エッジ画像信号を、該低解像度エッジ画像信号の画素数が前記原画像信号の画素数と同じになるようにそれぞれ補間拡大して、前記原画像信号の複数の異なるエッジ画像信号を作成し、前記原画像信号および前記複数の非鮮鋭マスク画像信号に基づいて該原画像信号の複数の周波数帯域ごとの信号を表す複数の帯域制限画像信号を作成し、該各帯域制限画像信号を該帯域制限画像信号の絶対値を抑制するように変換して抑制画像信号を作成し、前記エッジ画像信号を、該エッジ画像信号の絶対値が小さいときにはほぼ0となり、該絶対値が大きいときにはほぼ1となるように変換する非線形関数により変換してエッジ係数を作成し、前記抑制画像信号に前記エッジ係数を乗ずることにより、各周波数帯域ごとの変換画像信号を作成し、該各変換画像信号を積算して得た積算信号を前記原画像信号に加算することにより該原画像信号の所定の周波数成分を強調することを特徴とする画像処理方法。
IPC (3件):
G06T 5/20 ,  H04N 5/325 ,  G06T 5/00
FI (3件):
G06F 15/68 405 ,  A61B 6/00 350 N ,  G06F 15/68 350
引用特許:
出願人引用 (4件)
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