特許
J-GLOBAL ID:200903040138505160
環状オレフィン系樹脂組成物
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-024120
公開番号(公開出願番号):特開平6-240066
出願日: 1993年02月12日
公開日(公表日): 1994年08月30日
要約:
【要約】【目的】 耐熱性、耐衝撃性、剛性、強度、成形性、耐傷付性のバランスが優れ、しかも高い帯電防止効果を有する環状オレフィン系樹脂組成物を提供することを目的としている。【構成】 環状オレフィン系樹脂組成物は、(a)環状オレフィン系重合体と、(b)分子内にポリエーテル構造を有する重合体と、必要に応じて(c)軟質重合体とからなっている。
請求項(抜粋):
(a)下記の群(イ)〜(ニ)よりなる群から選ばれる少なくとも1種の環状オレフィン系重合体;100重量部と、(b)分子内にポリエーテル構造を有する重合体;0.05〜50重量部とからなることを特徴とする環状オレフィン系樹脂組成物;(イ)エチレンと次式[I]または[II]で表される環状オレフィンとの共重合体であって、135°Cのデカリン中で測定した極限粘度[η]が0.05〜10dl/gの範囲にあり、軟化温度(TMA)が70°C以上であるエチレン・環状オレフィン系付加共重合体;(ロ)次式[I]または[II]で表される環状オレフィンの開環重合体であって、135 °Cのデカリン中で測定した極限粘度[η]が0.05〜10dl/gの範囲にあり、軟化温度(TMA)が70°C以上である環状オレフィン開環重合体;(ハ)次式[I]または[II]で表される環状オレフィンの開環共重合体であって、135°Cのデカリン中で測定した極限粘度[η]が0.05〜10dl/gの範囲にあり、軟化温度(TMA)が70°C以上である環状オレフィン開環共重合体;(ニ)上記(ロ)または(ハ)の水素添加物。【化1】(式[I]中、nは0または1であり、mは0または正の整数であり、qは0または1であり、R1〜R18およびRa、Rbは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子および炭化水素基よりなる群から選ばれる原子もしくは基を表し、R15〜R18は、互いに結合して単環または多環を形成していてもよく、かつ該単環または多環が二重結合を有していてもよく、また、R15とR16とで、またはR17とR18とでアルキリデン基を形成していてもよい。)【化2】(式[II]中、rは0または1以上の整数であり、sおよびtは、0、1または2であり、R1〜R15はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基、およびアルコキシ基よりなる群から選ばれる原子もしくは基を表し、R5(またはR6)とR9(またはR7)とは、炭素数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよく、また何の基も介さずに直接結合していてもよい。)
IPC (4件):
C08L 23/08 LCU
, C08L 45/00 LKB
, C08L 65/00 LNY
, C08L 71/02 LQE
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