特許
J-GLOBAL ID:200903040140718081

畳み込み符号の簡易復号方法及び簡易復号回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-336292
公開番号(公開出願番号):特開平5-244019
出願日: 1992年12月16日
公開日(公表日): 1993年09月21日
要約:
【要約】【目的】 所望の拘束長K、符号化率n/mの畳み込み符号に対する簡易復号を行う。【構成】 復号回路に供給されるm(=4)ビット毎の畳み込み符号データは、それぞれがx=[(K-1)/(m-n)]個の直列接続されたシフト段を有するm個のシフトレジスタSR1 〜SR4 に1ビットずつ分配されて与えられる。ここで[p]は実数p以上の最小の整数を意味する。n(=3)個のmod2加算器(231 〜234 )はそれぞれ全シフトレジスタの全シフト段(#1〜#24)とn個の復号生成多項式を規定するn個の復号生成ベクトルによって結合が規定され、それぞれのmod2加算器は結合されたシフト段の出力をmod2加算し、n個の加算結果をnビットの復号結果として出力する。n個の復号生成ベクトルは、N=mx(=24)個の畳み込み符号の生成多項式を規定するN×N個の係数を要素とする正方行列の逆行列として得られるN行の復号生成ベクトルから選ばれた連続するn行の要素をそれぞれ係数として持つものである。
請求項(抜粋):
符号器に入力された原データの連続するK+n-1ビットから、それぞれがK+n-1個の予め決めた結合係数からなるm個の符号生成ベクトルのそれぞれの結合係数に従ってそれぞれ選択されたデータをそれぞれmod2加算してmビットの符号データを出力することを、原データがnビットずつシフトして上記符号器に入力される毎に繰り返して生成された拘束長K、符号化率R=n/mの畳み込み符号を復号する簡易復号回路であり、K,n,mは自然数、K>1,m>nであり、順次受信したmビット毎の上記畳み込み符号のデータがそれぞれ1ビットずつ供給され、それぞれがx≧(K-1)/(m-n)を満足する予め決めた整数x個の直列接続されたシフト段を有するm個のシフトレジスタと、上記m個のシフトレジスタの全N=mx個のシフト段はN個の符号データを保持するためのシフトレジスタ回路を構成し、上記符号器の符号生成ベクトルに対応した復号生成行列中から選択された連続するn行がそれぞれ有するN個の要素である結合係数に従って上記N個のシフト段から選択したそれぞれ複数の上記シフト段から出力を取り出すn個の選択結合手段と、上記n個の選択結合手段とそれぞれ接続され、それぞれ上記複数のシフト段の出力のmod2加算を行いnビットの復号データを出力するn個のmod2加算手段、とを含み、上記復号生成行列は、nビット毎に上記符号器に入力された原データの連続するK+n-1ビットに対し上記符号器のm個の符号生成ベクトルを使って作られたN=mx個の符号を生成するN個の符号生成多項式のN×N個の係数を要素とする正方行列の逆行列である。
IPC (2件):
H03M 13/12 ,  H04L 25/08

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