特許
J-GLOBAL ID:200903040141722600

ディジタル信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯塚 義仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-117672
公開番号(公開出願番号):特開平8-297491
出願日: 1995年04月20日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【目的】 複雑な演算処理を効率的にかつ高速で処理でき、かつ経済性も兼ね備えたDSPの提供。【構成】 複数のDSPを並列的に具備し、目的とするサウンド信号合成若しくは処理の一連の演算処理を複数の演算処理部分に分割して各DSPで処理を分担させる。各DSPに共通に第1及び第2のバスを接続し、演算処理に必要なパラメータを第1のバスを介して各DSPに分配入力し、各DSPの演算処理結果を第2のバスを介して他のDSPまたは出力ポートに伝達する。或るDSPでは、他のDSPからの出力データを該第2のバスを介して取込み、取込んだデータを用いて所定の演算処理を施すようにし、複数のDSPの処理の組合せにより目的のサウンド信号処理が遂行される。複数チャンネルで時分割的にサウンド信号処理を行う場合、各DSPの時分割チャンネルタイミングを独立に設定する。また、チャンネル毎に同期発音指定データを設定することにより、任意の複数チャンネルで同期発音制御する。
請求項(抜粋):
目的とするサウンド信号処理のために必要な複数のパラメータを供給するパラメータ供給手段と、複数の独立したディジタル信号処理手段であって、これらのディジタル信号処理手段の各一つが、演算処理に必要なパラメータを入力し、該入力されたパラメータと設定されたプログラムとに従ってディジタル入力データに対して所定の演算処理を施し、処理を施したデータを出力するものである、前記複数のディジタル信号処理手段と、前記各ディジタル信号処理手段に共通に接続された第1のバスを含み、前記パラメータ供給手段から供給された前記複数のパラメータの各々を該第1のバスを介して所定のディジタル信号処理手段に対して分配し入力するパラメータ入力手段と、前記各ディジタル信号処理手段に共通に接続された第2のバスを含み、該第2のバスを介して前記各ディジタル信号処理手段の出力データを伝達するデータ伝達手段とを具え、少なくとも1つの所定の前記ディジタル信号処理手段では、他の前記ディジタル信号処理手段からの出力データを前記第2のバスを介して取り込み、取り込んだデータを入力データとして用いて前記所定の演算処理を施し、これにより、前記複数の各ディジタル信号処理手段による演算処理の組合せにより前記目的とするサウンド信号処理が遂行され、その結果として処理されたサウンド信号が前記複数のディジタル信号処理手段のうち所定のディジタル信号処理手段の出力データとして前記第2のバスに与えられることを特徴とするディジタル信号処理装置。

前のページに戻る