特許
J-GLOBAL ID:200903040141859371

大断面トンネル用セグメントの接合構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 信之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-114454
公開番号(公開出願番号):特開2002-309895
出願日: 2001年04月12日
公開日(公表日): 2002年10月23日
要約:
【要約】【課題】 コンクリート構体と鋼製セグメントリングとの接合強度を向上させた大断面トンネル用セグメントの接合構造と接合方法を提供する。【解決手段】 コンクリート構体11の頂版および底版12の先端に設けたあご部22のセグメント下部支持面22aに鋼製セグメントリング7aの上部切除先端部10aまたは下部切除先端部10bを載置し、あご部22のセグメント切除端縁当接面22bに埋設した緩衝部材23に鋼製セグメント7の上部切除先端面である継手板16を当接し、頂版および底版12に植設し、緩衝部材23を貫通するアンカー筋24を前記継手板16に挿通させたうえ、アンカー筋24の先端ねじ部に固定ナット27を締結し、頂版および底版12と鋼製セグメント7の上部切除先端部10aを接合一体化する。
請求項(抜粋):
シールドトンネルの壁面を構成するセグメントの一部を取外し、シールドトンネルの外側に鉄筋コンクリートまたは鉄筋鉄骨コンクリート製などのトンネル仕切り壁または外壁をなす垂直な壁または柱と、天井壁をなす頂版および床面をなす底版とからなるコンクリート構体が構築されているとともに、セグメントリングにおける前記コンクリート構体と接する側が所定の範囲に渡って切除されていて、シールドトンネルの残置された部分と前記コンクリート構体を接合して構成される大断面のトンネルにおいて、前記、天井壁をなす頂版および床面をなす底版の先端に、前記接合部に作用するせん断力を受ける、あご部を設け、当該あご部のセグメント下部支持面に前記セグメントの切除先端部を載置すると共に、前記接合部に作用する圧縮軸力を伝達し、かつ、接合部の回転モーメントを緩衝するため、あご部におけるセグメント切除端縁当接部に埋設した緩衝部材に前記セグメントの切除先端面を当接し、頂版および底版に植設してあり、かつ緩衝部材を貫通するアンカー筋を前記セグメントの切除先端部における継手板に挿通させたうえ、アンカー筋の先端ねじ部に固定ナットを締結し、頂版および底版とセグメントの切除先端部を一体化したことを特徴とする大断面トンネル用セグメントの接合構造。
IPC (2件):
E21D 11/04 ,  E21D 11/38
FI (2件):
E21D 11/04 A ,  E21D 11/38 Z
Fターム (4件):
2D055AA02 ,  2D055BB10 ,  2D055GC02 ,  2D055GC09

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