特許
J-GLOBAL ID:200903040144987214

音声区間検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-067100
公開番号(公開出願番号):特開平5-273992
出願日: 1992年03月25日
公開日(公表日): 1993年10月22日
要約:
【要約】【目的】 エンジン回転数が大きく変化し、入力信号の特徴パターンが大きく変化する場合でも、非音声区間を誤って音声区間としない音声区間検出装置を得る。【構成】 エンジン回転数計測部11で一定時間長のフレーム単位でエンジンの回転数を計測し、そのエンジン回転数に対応した雑音区間の平均的なエンジン回転数を平均エンジン回転数計算部12で計算し、エンジン回転数と平均エンジン回転数とエンジン回転数変動判定用閾値とからエンジン回転数の変動の有無をエンジン回転数変動判定部31で判定し、入力信号の特徴パターンと雑音標準パターンとのパターン間距離により、フレーム毎に入力信号の有音・無音を判定し、エンジン回転数の平均エンジン回転数からの変動が所定の閾値以上に大きくなった区間の時間長が所定の割合以上に長い場合に音声区間判定部41で音声区間とみなさない。【効果】 エンジン回転数が大きく変動しても、非音声区間を音声区間として検出しない。
請求項(抜粋):
エンジン回転数を計測し、エンジン回転数の平均値を計算するとともに、エンジン回転数の平均エンジン回転数からの変動を監視するエンジン回転数変動監視手段と、一定時間長のフレーム単位毎に雑音と音声を含む入力信号を分析し特徴パターンを抽出する入力信号分析手段と、雑音区間内の信号の特徴を代表する特徴パターンを雑音標準パターンとして学習する雑音学習手段と、入力信号の特徴パターンと雑音標準パターンとのパターン間距離を用いてフレーム毎に入力信号の有音・無音を判定する有音・無音判定手段と、この有音・無音判定手段の判定結果の時系列を用いて音声区間を決定するとともに、エンジン回転数の平均エンジン回転数からの変動が所定の閾値以上に大きくなった区間の時間長が検出した音声区間長の所定の割合以上に長い場合、音声区間とみなされないように決定する音声区間決定手段とを備えた音声区間検出装置。
IPC (3件):
G10L 3/00 513 ,  G10L 3/00 521 ,  G10L 9/00

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