特許
J-GLOBAL ID:200903040151386005
情報処理端末
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-126123
公開番号(公開出願番号):特開平9-311822
出願日: 1996年05月21日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 電源OFF時において、データ等の保持機能を持った記憶装置を搭載した情報処理端末のデータが盗まれるような事態になったときには、そのデータ等を自動的に消去する。【解決手段】 電源オフ時において、例えば第三者が情報処理端末の筐体13がこじ開けたりして不正に開けられようとすると、不正開放検知スイッチ20がそれを検知する。不正処理部18は、その検知出力に基づいて、サブCPU16に対してリチウム電池19の電圧を駆動電圧として供給するとともに割り込み信号を供給し、且つ、メモリカードバス切替部17を制御してバスを切り替えてメモリカード12とサブCPU16との間をバスで結ばせる。サブCPU16は、所定のデータをバスを介してメモリカード12に書き込み、メモリカード12に既に保持されているデータ等を消去する。このようにメモリカード12の記憶内容が消去されるので、その盗用等を防ぐことができる。
請求項(抜粋):
バックアップ用電池と、電源オフ時においてもデータ等を保持する記憶手段と、定常的には非駆動状態にあるが、駆動電圧が印加され、且つ割り込み信号が入力されると、所定のデータをバスを介して前記記憶手段に書き込み、前記記憶手段に既に保持されているデータを消去するサブCPUと、前記記憶手段に接続されるバスを、電源オン時に動作するメインCPUからのバスから前記サブCPUからのバスに切り替えるバス切替手段と、筐体が不正に開けられるとそれを検知する検知手段と、該検知手段からの検知出力に基づいて、前記サブCPUに対して前記バックアップ用電池の電圧を駆動電圧として供給するとともに割り込み信号を供給し、且つ、前記バス切替手段を制御してバスを切り替えて前記記憶手段と前記サブCPUとの間をバスで結び、前記サブCPUにデータ等の消去動作をさせる不正処理手段とを有することを特徴とする情報処理端末。
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