特許
J-GLOBAL ID:200903040151504792
金属リチウムの加工方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-295463
公開番号(公開出願番号):特開平10-138038
出願日: 1996年11月07日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】刃部材に金属リチウムが付着することがなく、しかも電池性能が低下することを確実に阻止する。【解決手段】カッタ14の表面には、予めシリコンを主成分とする被膜処理が施されて被膜層20が設けられる。カッタ14の側面14aに摺接して飽和炭化水素をしみ込ませた不繊布18が配置されており、この不繊布18により前記カッタ14の側面14aから刃先14bにわたって前記飽和炭化水素が塗布される。そして、カッタ14によりリチウム箔12を切断する際に、このカッタ14にリチウムが付着することを確実に阻止することができる。また、切断されたリチウム箔12に飽和炭化水素が付着しても、電池組立に至るまでにこの飽和炭化水素が揮発除去される。
請求項(抜粋):
金属リチウムの所定の部位を切断加工または打ち抜き加工する金属リチウムの加工方法であって、前記金属リチウムに対して移動する刃部材の表面に、予めシリコンを主成分とする被膜処理を施す工程と、前記被膜処理が施された刃部材に、リチウム付着防止剤として飽和炭化水素を塗布する工程と、前記飽和炭化水素が塗布された刃部材で、該金属リチウムの所定の部位を切断加工または打ち抜き加工する工程と、を有することを特徴とする金属リチウムの加工方法。
前のページに戻る