特許
J-GLOBAL ID:200903040152791515

有機材料の分解回収方法および同装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-315147
公開番号(公開出願番号):特開平7-278131
出願日: 1994年12月19日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【目的】 廃プラスチック材または廃ゴム材等の有機材料を効果的に分解し、フタル酸エステル系の可塑剤を構成する無水フタル酸成分等を回収する。【構成】 フタル酸エステル系の可塑剤および塩素成分を含有する有機材料を一次加熱室1で所定温度に加熱してガス状の加熱生成物を生成した後、この加熱生成物をアルミナ系触媒10を有する触媒槽7に供給することにより、上記加熱生成物中の可塑剤を接触分解して無水フタル酸と、脂肪族炭化水素成分とを生成し、少なくともこの無水フタル酸を第1回収部8において回収するとともに、必要に応じて上記脂肪族炭化水素成分等を第2回収部9において回収するようにした有機材料の分解回収方法および同装置。
請求項(抜粋):
フタル酸エステル系の可塑剤を含有する有機材料を上記可塑剤をガス状化し得る温度に加熱した後、この加熱生成物をアルミナ系触媒を有する触媒槽に供給することにより、上記加熱生成物中の可塑剤を接触分解して無水フタル酸を生成した後、少なくともこの無水フタル酸を回収するようにしたことを特徴とする有機材料の分解回収方法。

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