特許
J-GLOBAL ID:200903040158532694

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-147297
公開番号(公開出願番号):特開2001-329968
出願日: 2000年05月19日
公開日(公表日): 2001年11月30日
要約:
【要約】【課題】 リングシールによるメインフレームと旋回スクロールとの慴動面の密閉性を維持する。【解決手段】 メインフレーム5のリングシール18を介挿したリングシール溝15と、充填空間20とに連通する一本あるいは複数本の連通孔17を設け、起動時、何らかの原因によりリングシール溝15の底面に吸着したリングシール18に充填空間20に発生する油圧が連通孔17を通り、旋回スクロール面に圧接して正常な状態に復帰させる。
請求項(抜粋):
密閉容器内に圧縮部と電動機とを配設し、前記圧縮部を、鏡板上に渦巻状のラップを形成した固定スクロールと、前記ラップと同形状に形成され、これと噛み合って複数の圧縮室を生成するラップを鏡板上に形成した旋回スクロールとで構成するとともに、前記電動機のシャフトを潤滑油を含油したメインフレームの軸受部で軸支する一方、その先端部に連結されたクランク軸を前記旋回スクロール背面部の旋回駆動軸に支承して旋回駆動させ、前記メインフレームのリングシール溝に介挿されたリングシールにより前記メインフレームと前記旋回スクロールとの密閉を行いつつ、前記密閉容器に突設された吸込管を介して前記圧縮部に冷媒ガスを導入し前記圧縮室により圧縮した後、吐出室に導出し、同吐出室に設けられた吐出管より外部に吐出してなるスクロール圧縮機において、前記旋回駆動軸と前記メインフレーム間の潤滑油の充填空間と前記リングシール溝との間に連通孔を設け、起動時、前記リングシールを前記潤滑油の充填空間に発生する油圧により前記旋回スクロール面に向かい圧接してなることを特徴とするスクロール圧縮機。
Fターム (4件):
3H039AA06 ,  3H039BB15 ,  3H039CC08 ,  3H039CC31

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