特許
J-GLOBAL ID:200903040160743007

電子式価格表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-094522
公開番号(公開出願番号):特開平7-143042
出願日: 1994年05月06日
公開日(公表日): 1995年06月02日
要約:
【要約】【目的】 商品を陳列する棚に商品価格を電子式に表示する電子式価格表示装置において、誤動作なく動作ができ、しかも保守費を低減することができるようにする。【構成】 陳列棚1上の商品5の番号及び価格のデータをパケットの形式でコンピュータ5に記憶しておき、該データを制御送信器3を介して送信要素(コイル)6から表示ユニット4に供給して商品価格を個別に表示する。表示ユニットは陳列棚の縁に設けられ、その内部に、送信要素からのデータを誘導結合により受信する受信要素(コイル)を備えている。制御送信器が、データのパケットとパケットとの間の休止期間にパケットとは異なる周波数の交流を、送信要素を介して表示ユニットの受信要素に供給し、それにより表示ユニットの動作電源が充電される。送信要素と受信要素とが近接してワイアレス接続されるので、データの送信レベルを低くできかつ相互配置に自由度があり。表示ユニットの電源が誘導結合により外部から供給されるので、表示ユニット内に乾電池を具備させる必要がない。
請求項(抜粋):
コンピュータ(2)と、コンピュータ(2)に接続された制御送信器(3)と、陳列棚(1)の縁に固定された電子式表示ユニット(4)とを有する、商品の価格等を陳列棚の位置に表示するための電子式価格表示装置であって、表示ユニット(4)を備えた陳列棚(1)に、制御送信器(3)から交流が供給されて電磁エネルギーを放出するための導電体からなる送信要素(6)が設けられ、制御送信器(3)が、表示ユニット(4)において表示すべきデータを含みかつ休止期間(26)によって時間的に相互に分離された複数のデータパケット(25)を送信要素(6)を介して表示ユニット(4)に伝送するよう構成され、表示ユニット(4)内に、送信要素(6)から放出されたエネルギーを受け取るための受信要素(13)が配置され、該受信要素(13)は、表示ユニット(4)の動作電流の少なくとも一部を供給するための充電可能な電源(15)に充電電流を供給するよう構成されている電子式価格表示装置において、送信要素(6)が陳列棚(1)の縁に設けられた表示ユニット(4)の近くに敷設されており、表示ユニット(4)の受信要素(13)が送信要素(6)から放出されるエネルギーを誘導により受け取るよう構成され、かつデータパケット(25)の中間の休止期間(26)中に、制御送信器(3)が送信要素(6)に交流を供給することによって、表示ユニット(4)の電源(15)を充電するよう構成されていることを特徴とする棚における電子式価格表示装置。

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