特許
J-GLOBAL ID:200903040165705090

開環共重合によるポリエステルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 武彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-090216
公開番号(公開出願番号):特開平7-252354
出願日: 1994年04月27日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】【目的】 コハク酸無水物を主成分とする環状酸無水物とエチレンオキシドを主成分とする環状エーテルとを原料モノマーとして用いて開環共重合を行い、高融点で生分解性を有するポリエステルを工業的に効率良く製造する。【構成】本発明の、開環共重合によるポリエステルの製造方法は、無水コハク酸を主成分として含み、溶融状態または溶液状態にされた環状酸無水物を反応容器中に準備する工程と、酸化エチレンを主成分として含む環状エーテルを、前記環状酸無水物100重量部あたり3〜90重量部/時間の割合で前記反応容器中に逐次導入し、前記反応容器が大気圧またはゲージ圧として50kgf/cm2 以下の内部圧力を有する条件下で前記環状エーテルと前記環状酸無水物の開環共重合を行ってポリエステルを生成する工程とを備えている。
請求項(抜粋):
無水コハク酸を主成分として含み、溶融状態または溶液状態にされた環状酸無水物を反応容器中に準備する工程と、酸化エチレンを主成分として含む環状エーテルを、前記環状酸無水物100重量部あたり3〜90重量部/時間の割合で前記反応容器中に逐次導入し、前記反応容器が大気圧以上、ゲージ圧として50kgf/cm2 以下の内部圧力を有する条件下で前記環状エーテルと前記環状酸無水物の開環共重合を行ってポリエステルを生成する工程とを備えた、開環共重合によるポリエステルの製造方法。

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