特許
J-GLOBAL ID:200903040168391630

ヒートショックを利用したコーヒー豆搾り滓の発酵処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中井 宏行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-262810
公開番号(公開出願番号):特開平7-116632
出願日: 1993年10月20日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】 コーヒー豆搾り滓を発酵処理物を得るにあたり、発酵処理後の養生処理過程でキノコなどの雑物を異常発生させることなく、完熟度の高い発酵処理物を迅速に得る。【構成】 初期加熱後、一次発酵最適温度よりも温度の高い環境下に発酵菌をおいて発酵処理時にヒートショックを与え、その後にムロ化処理を行って一次発酵菌を急速に増殖させた後、更にヒートショックを与えて一次発酵させ、ついで、キノコなどの雑物発生抑止効果のある二次発酵菌を投入してからヒートショックを与えて二次発酵させた後、堆積養生処理を行うことによって完熟度の高い発酵処理物を得ている。
請求項(抜粋):
コーヒー豆搾り滓に水を補給し、混合撹拌しつつ、初期加熱を行い、ついで冷却後、発酵槽内の混合処理物に所定重量比率の一次発酵菌を、発酵促進用副資材とともに加えて、一次発酵菌の発酵最適温度よりも高い温度で加熱してヒートショックを与えながら混合撹拌し、その後、混合撹拌及び加熱を停止して外気より遮断するムロ化処理を所定時間行い、更に、上記混合処理物を撹拌させ、水分率調整を行いながら、発酵最適温度よりも高い温度でヒートショックを与えて所定時間発酵させて中間発酵処理物を得、ついで、上記中間発酵処理物を二次発酵菌の発酵最適温度よりも高い温度に保持してヒートショックを与えながら、キノコなどの雑物発生抑止効果のある二次発酵菌を所定重量比率で加えて所定時間混合撹拌した後、発酵槽から堆積養生槽へと移送し、堆積養生を行って発酵処理物を得ることを特徴とするコーヒー豆搾り滓の発酵処理方法。
IPC (7件):
B09B 3/00 ZAB ,  C05F 11/00 ,  C05F 11/08 ,  C09K 17/32 ,  A23K 1/00 101 ,  A23K 1/00 103 ,  C09K101:00

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