特許
J-GLOBAL ID:200903040181739301
センサレスベクトル制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-073286
公開番号(公開出願番号):特開平10-271899
出願日: 1997年03月26日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】【課題】 複雑な演算の実行を必要とせず、また、電圧検出器の取付を不要とすることが可能なセンサレスベクトル制御装置を提供すること。【解決手段】 すべり周波数演算回路8は、誘導モータ3の回転子についての時定数T2 を記憶しており、静止/回転座標変換回路9からの磁束電流検出値iM及びトルク電流検出値iT とこの時定数T2 とを用いてすべり周波数ωs を演算する。逆起電力演算回路4は、回転子速度指令値ωr*とすべり周波数ωs との加算により得られるインバータ出力周波数指令値ω1*を入力して逆起電力指令E*を出力する。電圧指令演算回路5は、E* 及び固定子抵抗R1 に基づいて電圧指令値vM*,vT*を出力する。回転/静止座標変換回路6は、vM*,vT*に基づいて電圧指令値v1*を電圧型インバータ装置2に出力する。
請求項(抜粋):
電圧型インバータ装置を介して交流モータの速度制御を行うセンサレスベクトル制御装置において、前記電圧型インバータ装置の出力電流検出値i1 の入力に基づいて、回転座標上における磁束電流検出値iM 及びトルク電流検出値iT を演算する静止/回転座標変換回路と、前記静止/回転座標変換回路からの磁束電流検出値iM 及びトルク電流検出値iT と、予め測定されて求められている前記交流モータの回転子の時定数T2 との入力に基づいてすべり周波数ωs を演算するすべり周波数演算回路と、前記交流モータの回転子速度指令値ωr*と前記すべり周波数ωs との加算により得られるインバータ出力周波数指令値ω1*の入力に基づいて、前記交流モータに励起される逆起電力の指令値E* を演算する逆起電力演算回路と、前記逆起電力演算回路からの指令値E* と、前記静止/回転座標変換回路からの磁束電流検出値iM 及びトルク電流検出値iT と、予め測定されて求められている前記交流モータの固定子抵抗R1 との入力に基づいて、回転座標上における電圧指令値vM*,vT*を演算する電圧指令演算回路と、前記電圧指令演算回路からの電圧指令値vM*,vT*の入力に基づいて静止座標上における電圧指令値v1*を演算し、これを前記電圧型インバータ装置に出力する回転/静止座標変換回路と、を備えたことを特徴とするセンサレスベクトル制御装置。
引用特許:
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