特許
J-GLOBAL ID:200903040183752860

積み重ね式誘導帯域ABR振幅を使用する聴神経腫瘍検出

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-547917
公開番号(公開出願番号):特表2002-514457
出願日: 1999年05月11日
公開日(公表日): 2002年05月21日
要約:
【要約】診断は先ず複数の聴覚刺激の各々に対する患者の聴性脳幹反応(ABR)を記録する。刺激は特定の周波数帯域内の蝸牛反応を隔離する高域ノイズ・マスキング手順を用いた60dBnHLのクリックを含む。この誘導帯域ABRは一時的に移動してV波ピーク振幅を整合する。そして時間移動反応が加算されて積み重ね式ABRが生じる。積み重ね式V波ABR振幅は閾値と比較される。小形(1cm以下)の小管内腫瘍を有する患者の積み重ね式V波ABR振幅はその他の点では腫瘍のない同様の個人のそれよりも相当に低い。
請求項(抜粋):
患者の聴神経小管内腫瘍の存在を診断する手順であって、 (a)患者の各耳の純音蝸牛聴力損失を測定するステップと、 (b)複数の聴覚刺激の各々に対する患者の聴性脳幹反応(ABR)を記録するステップと、 (c)複数の周波数帯域のそれぞれの帯域内で蝸牛反応を示す複数の誘導ABRを構成するステップと、 (d)誘導ABRを一時的に移動させてV波ピーク振幅を整列させるステップと、 (e)一時的に移動された誘導ABRを加算するステップと、 (f)加算されたV波ピークの振幅を測定するステップと、 (g)純音蝸牛聴力損失における患者の両耳間差に応じた閾値を設定するステップと、 (h)加算されたV波ピークの測定振幅が閾値以下であれば腫瘍が存在する可能性があると診断するステップと を含むことを特徴とする手順。
引用文献:
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