特許
J-GLOBAL ID:200903040186999174

時分割多重デジタル無線通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-100626
公開番号(公開出願番号):特開平5-276210
出願日: 1992年03月26日
公開日(公表日): 1993年10月22日
要約:
【要約】【目的】 マルチサブキャリアQAM方式を使用し且つこの変調方式によるデジタル信号を時分割した複数の通信スロットで通信する時分割多重デジタル無線通信方式において、送信機のピークパワーを抑える。【構成】 複数のサブキャリアにおいて同時に送信しようとする情報シンボルS0〜Sfが近傍の信号空間に集中する場合、そのうちの1つの情報シンボルの送信を後にずらし、それに代えて、情報シンボルS0〜Sfと異なるシンボルであって360度の信号空間範囲を均等に分割する複数の特定シンボルP0〜P3のうち、前記集中する信号空間と反対の信号空間に最も近い特定シンボルを送信する。【効果】 複数のサブキャリア間で近傍の情報シンボルへの集中を防止できるので、ピークパワーが小さくなり、電力効率が良く経済性の高い送信機を提供できる。
請求項(抜粋):
伝送するビット列を複数の低速ビット列に分割してそれぞれ周波数の異なる複数のサブキャリアに別々にデジタル変調をした後に周波数多重化するマルチサブキャリアQAM方式を使用し、且つ、この変調方式によるデジタル信号を時分割した複数の通信スロットで通信する時分割多重デジタル無線通信方式において、複数のサブキャリアにおいて同時に送信しようとする情報シンボルが近傍の信号空間に集中する場合、そのうちの1つの情報シンボルの送信を後にずらし、それに代えて、情報シンボルと異なるシンボルであって360度の信号空間範囲を均等に分割する複数の特定シンボルのうち、前記集中する信号空間と反対の信号空間に最も近い特定シンボルを送信するようにしたことを特徴とする時分割多重デジタル無線通信方式。
IPC (3件):
H04L 27/34 ,  H04J 4/00 ,  H04J 3/00

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