特許
J-GLOBAL ID:200903040192088710

制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-250997
公開番号(公開出願番号):特開平11-093457
出願日: 1997年09月16日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】 小型建築物に適し、大型することなく摩擦等による減衰を少なくして振動を効率的に抑制可能な制振装置を提供する。【解決手段】 転動可能なようにベース上に設置された丸棒状質量体を付勢手段をもって中立位置に付勢し、建築物の振動発生時にその振動と共振して、かつ相反する位相で丸棒状質量体が転動することにより付勢手段を介してその反力により振動を相殺することで、すべり摩擦部分がないため効果的に反力を引き出すことができ、かつ付勢手段により丸棒状質量体が常に中立位置に戻されるため安定した振動反力を発生させることができ、交通振動、強風による横揺れ、地震による揺れの効率的な抑制ができる。また、ある方向に転動可能に第1の丸棒状質量体を支持し、その上に前記方向と異なる方向に転動可能に第2の丸棒状質量体を支持することで、あらゆる方向の水平振動に対応してこれを抑制することができると共に装置を小型化することができる。
請求項(抜粋):
建築物内または建築物上に設置して該建築物の水平振動を共振作用により抑制する制振装置であって、転動可能なようにベース上に設置された丸棒状質量体と、前記丸棒状質量体を中立位置に付勢する手段とを有し、前記丸棒状質量体が前記建築物の振動と共振して、かつ相反する位相で転動することによりその振動を相殺して抑制するようになっていることを特徴とする制振装置。
IPC (3件):
E04H 9/02 341 ,  E04H 9/02 ,  F16F 15/02
FI (3件):
E04H 9/02 341 B ,  E04H 9/02 341 E ,  F16F 15/02 C

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