特許
J-GLOBAL ID:200903040192117078

船倉に積載された不定形貨物の荷卸装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 勝俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-079228
公開番号(公開出願番号):特開平5-238474
出願日: 1992年02月28日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【目的】 荷卸装置の構成品を合理的に配置し、装置の軽量化や船体の安定化を図ると共に、不定形貨物の荷卸作業の能率化と操作性の向上を図る。【構成】 船幅方向に門形をなすジブ8が、ポスト7の船体前後方向のうちのいずれか一方側へのみ傾動自在な状態で、船倉2を跨いで移動する移動架台5上に設置される。ジブ8の先端8dのシーブ15に張架したワイヤー12に船倉2内の土砂3をすくい取るバケット16が吊り下げられ、ジブ8が傾動する側の移動架台5上に、バケット16ですくい取った土砂3を受け取るホッパー9が設置される。ジブ8の傾動とバケット16の昇降をさせるワイヤー12を巻き取りまたは繰り出すウインチ11が移動架台5上に配置され、バケット16からホッパー9に投入された土砂3を移動させ、舷側で前後方向へ延びる搬出コンベアに転載させる横送装置19がホッパー9の下部に設けられる。
請求項(抜粋):
船体の前後に延びて形成された船倉の上方を前後方向へ自走する移動架台にクレーン装置が設置され、クレーンに吊持されたバケットによって船倉に積載した不定形貨物を荷卸すことができるようになっている荷卸装置において、船幅方向に門形をなすジブが、該ジブの近傍に立設されたポストの船体前後方向のうちのいずれか一方側へのみ傾動自在な状態で、船倉を船幅方向に跨いで移動する移動袈台上に設置され、上記ジブの先端にはシーブを介してワイヤーが張袈されると共に、そのワイヤーの端部に上記船倉内の不定形貨物をすくい取るバケットが吊り下げられ、前記ジブが傾動する側における上記ポストの近傍の移動袈台上には、前記バケットですくい取った不定形貨物を受け取るホッパーが設置され、上記ジブの傾動や前記バケットの昇降をさせるために、ワイヤーを巻き取りまたは繰り出すウインチが前記移動袈台上に配置され、前記バケットから上記ホッパーに投入された不定形貨物を船体の左右方向へ移動させ、舷側で前後方向へ延びる搬出コンベアに該不定形貨物を転載させる横送装置が、前記ホッパーの下部に設けられていることを特徴とする船倉に積載された不定形貨物の荷卸装置。
IPC (2件):
B63B 25/02 101 ,  B63B 25/04 102
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭46-017632

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