特許
J-GLOBAL ID:200903040202371865

転がり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 森 哲也 ,  内藤 嘉昭 ,  崔 秀▲てつ▼
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-143996
公開番号(公開出願番号):特開2006-322017
出願日: 2005年05月17日
公開日(公表日): 2006年11月30日
要約:
【課題】 表面損傷が生じ易い環境下で使用されても、転がり疲れ寿命の長い転がり軸受を低コストで提供する。【解決手段】 ころ3を、質量比で、C含有率が0.30〜1.20%、Cr含有率が0.50〜2.00%、Mn含有率が0.50%以上、MnとSiの合計含有率が0.85%以上、O含有率が12ppm以下、残部がFe及び不可避不純物である鋼からなる素材を所定形状に加工した後、浸炭窒化処理と、焼入れ処理と、サブゼロ処理と、焼戻し処理とをこの順に施して作製する。そして、転動面3aをなす表層部のN含有率を0.20質量%以上2.00質量%以下、前記表層部の残留オーステナイト量を5体積%以上24体積%以下とするとともに、転動面3aの表面粗さを、軌道面1a,2aの表面粗さよりも小さくする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内輪と、外輪と、前記内輪及び前記外輪の間に転動自在に配設された複数の転動体と、を備えた転がり軸受において、 前記転動体は、C含有率が0.30質量%以上1.20質量%以下、Cr含有率が0.50質量%以上2.00質量%以下、Mn含有率が0.50質量%以上、MnとSiの合計含有率が0.85質量%以上、O含有率が12ppm以下、残部がFe及び不可避不純物である鋼からなる素材を所定形状に加工した後、浸炭窒化処理と、焼入れ処理と、サブゼロ処理と、焼戻し処理とがこの順に施されて得られ、 その転動面をなす表層部は、N含有率が0.20質量%以上2.00質量%以下で、残留オーステナイト量が5体積%以上24体積%以下であるとともに、 その転動面の表面粗さは、前記内輪及び前記外輪の軌道面の表面粗さよりも小さくなっていることを特徴とする転がり軸受。
IPC (9件):
C22C 38/00 ,  F16C 33/36 ,  F16C 33/62 ,  F16C 19/36 ,  F16C 33/64 ,  C22C 38/18 ,  C21D 9/40 ,  C21D 1/06 ,  C21D 1/18
FI (11件):
C22C38/00 301Z ,  F16C33/36 ,  F16C33/62 ,  F16C19/36 ,  F16C33/64 ,  C22C38/18 ,  C21D9/40 A ,  C21D1/06 A ,  C21D1/18 Y ,  C21D9/40 Z ,  C21D1/18 F
Fターム (28件):
3J101AA16 ,  3J101AA25 ,  3J101AA32 ,  3J101AA42 ,  3J101AA54 ,  3J101BA10 ,  3J101BA53 ,  3J101BA54 ,  3J101BA70 ,  3J101DA02 ,  3J101DA03 ,  3J101EA03 ,  3J101FA31 ,  3J101GA01 ,  3J101GA31 ,  3J101GA34 ,  4K042AA22 ,  4K042BA03 ,  4K042BA04 ,  4K042CA06 ,  4K042DA01 ,  4K042DA02 ,  4K042DA06 ,  4K042DC02 ,  4K042DC03 ,  4K042DC04 ,  4K042DD03 ,  4K042DD06
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 転がり軸受の熱処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-353236   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 針状ころ軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-159154   出願人:エヌティエヌ株式会社

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