特許
J-GLOBAL ID:200903040205116246
固体電解コンデンサ及びその製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
丸山 敏之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-277868
公開番号(公開出願番号):特開平11-121280
出願日: 1997年10月13日
公開日(公表日): 1999年04月30日
要約:
【要約】【課題】 電解酸化重合により導電性高分子層を形成する際に、コンデンサの特性及び製造作業性を損なうことなく、プレコート膜に給電する。【解決手段】 Al、Ta等の弁金属によって形成された陽極体1に陽極リード線10を取り付ける工程と、該陽極体1の表面に、誘電体酸化皮膜2を形成する工程と、該誘電体酸化皮膜2上に、MnO2、導電性有機材料等の固体導電性材料からなるプレコート膜3を形成する工程と、電解酸化重合により、該プレコート膜3上に導電性高分子層4を形成する工程とを含む固体電解コンデンサの製造方法に於て、本発明は、プレコート膜3を形成する工程において、導電性高分子、有機半導体等の導電性有機材料からなるプレコート膜3を、誘電体酸化皮膜2上と、陽極リード線10の一部とに形成し、導電性高分子層4を形成する工程において、陽極リード線10に給電することにより電解酸化重合を行なう。
請求項(抜粋):
Al、Ta等の弁金属によって形成された陽極体(1)に陽極リード線(10)を取り付ける工程と、該陽極体(1)の表面に、誘電体酸化皮膜(2)を形成する工程と、該誘電体酸化皮膜(2)上に、MnO2、導電性有機材料等の固体導電性材料からなるプレコート膜(3)を形成する工程と、電解酸化重合により、該プレコート膜(3)上に導電性高分子層(4)を形成する工程と、陽極体(1)の陽極リード線(10)に金属端子板(80)を取り付ける工程とを含む固体電解コンデンサの製造方法に於て、プレコート膜(3)を形成する工程は、導電性高分子、有機半導体等の導電性有機材料からなるプレコート膜(3)を、誘電体酸化皮膜(2)と陽極リード線(10)の一部との表面に形成し、導電性高分子層(4)を形成する工程は、陽極リード線(10)に給電することにより電解酸化重合を行なうことを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。
引用特許:
前のページに戻る