特許
J-GLOBAL ID:200903040208833054

トコフェロールおよびステロールの回収

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-506799
公開番号(公開出願番号):特表平8-500598
出願日: 1993年08月18日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】トコフェロール、脂肪および/または脂肪誘導体(特に脂肪酸)並びに場合によりステロールおよび/またはステロール誘導体を含有する混合物を出発物質とし、該混合物中の遊離脂肪酸を低級アルコールによるエステル化に付す。次いで、混合物を、塩基性触媒の存在下に低級アルコールによるエステル交換に付す。エステル交換後、反応混合物から、過剰の低級アルコールを留去する。エステル交換触媒および場合により存在するグリセロールを除去し、混合物から脂肪酸アルキルエステルを留去する。この方法は多様な出発混合物に適用でき、毒性または汚染性の溶媒を使用しない。あまり熱を加えることなく高収率が達成される。この方法は、工業的規模でも経済的に行うことができる。トコフェロールおよびステロールを同時に回収することが可能である。
請求項(抜粋):
トコフェロール、脂肪および/または脂肪誘導体(特に脂肪酸)並びにステロールおよび/またはステロール誘導体を含有する混合物、とりわけ天然油および脂肪のスチーマー留出物から、トコフェロールおよびステロールを同時に回収する方法であって、 1)混合物中の遊離脂肪酸を低級アルコール、好ましくはメタノールでエステル化し(混合物0.4〜1.6容量部、とりわけ1〜1.5容量部を低級アルコール1容量部によるエステル化に付し)、 2)次いで、混合物を、塩基性触媒の存在下に低級アルコールによるエステル交換に付し、 3)エステル交換後の反応混合物から、過剰の低級アルコールを留去し、 4)エステル交換触媒および場合により存在するグリセロールを、とりわけ洗浄によって除去し、 5)混合物から脂肪酸アルキルエステルを、とりわけエステル交換触媒の除去後に留去し、 6)要すれば、トコフェロールおよびステロールを既知の方法で分離することを含んで成る方法。
IPC (6件):
C07D311/72 101 ,  C07J 9/00 ,  C07J 75/00 ,  C11B 3/02 ,  C11B 7/00 ,  C11C 3/10

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