特許
J-GLOBAL ID:200903040211255380

画像エンハンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-094188
公開番号(公開出願番号):特開平9-284606
出願日: 1996年04月16日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】 単に高域成分をゲインアップしていた従来の画像エンハンサに比較して、例えば小さな小石でも太ることなく精細感を向上する。【解決手段】 画像の輝度信号の高域成分を抽出した後(2)、中心画素値が正である場合は最大値を、負である場合は最小値を一定領域で検出し(4,10)、最大値または最小値と中心画素値の差に対応した成分を抽出し、中心画素値からこれを減算した信号を中心画素値に加算して、エンハンスされた高域成分を生成し(6,8,10,14)、これを画像の輝度信号の低域成分(12)と合成して(16)高域強調された画像信号を得る。
請求項(抜粋):
一定周波数でサンプリングされた画像の輝度信号を入力する低域通過フィルタと、前記輝度信号を入力する高域通過フィルタと、該高域通過フィルタの出力信号を入力し、信号極性を検出する信号極性検出手段と、前記高域通過フィルタの出力信号を導入し、前記信号極性検出手段によって信号極性が検出される信号に対応する画素の一定近傍範囲に含まれる画素の高域成分の中から、前記信号極性検出手段の検出結果に応じ、該信号極性が正である場合は最大値を、該信号極性が負である場合は最小値を検出する最大値最小値検出手段と、該最大値最小値検出手段の出力信号と前記高域通過フィルタの出力信号との差に対応したdcシフト信号を生成し、該dcシフト信号を前記高域通過フィルタ出力信号から減算してスリム化高域信号を出力するdcシフト手段と、該dcシフト手段の出力信号の極性が前記高域通過フィルタの出力信号の極性と同極性の場合には、前記スリム化高域信号をそのまま出力し、同極性でない場合には、前記スリム化高域信号をゼロレベルに置換して出力するリミッタと、該リミッタの出力信号と前記高域通過フィルタの出力信号を加算して第2の加算手段に出力する第1の加算手段と、該第1の加算手段の出力信号と前記低域通過フィルタの出力信号を加算して出力する第2の加算手段とを含むことを特徴とする画像エンハンサ。
IPC (3件):
H04N 5/208 ,  G06T 5/20 ,  H04N 9/68 103
FI (4件):
H04N 5/208 ,  H04N 9/68 103 Z ,  G06F 15/68 400 A ,  G06F 15/68 405

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