特許
J-GLOBAL ID:200903040216049311

ポリエチレン樹脂及びこれを用いたパイプ及び継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮越 典明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-042314
公開番号(公開出願番号):特開2002-138110
出願日: 2001年02月19日
公開日(公表日): 2002年05月14日
要約:
【要約】【課題】 剛性、耐衝撃性及び応力下での長期耐久性に優れたポリエチレン樹脂及びこれを用いたパイプ及びその継手を提供する。【解決手段】 チーグラーナッタ触媒を用いて製造され、下記(1)〜(6)の各物性を有することを特徴とするポリエチレン樹脂およびこれを用いてつくられたパイプ及び継手。(1)メルトフローレートが0.20〜0.50g/10分、(2)密度が0.948〜0.952g/cm3、(3)流動比が65〜130、(4)応力緩和測定による緩和パラメータが1.90×10-8dyn/cm2以下、(5)特定の分別法により求められる、複数の溶出温度区分毎の高分子量成分量を全溶出温度区分で積算したものの、全容出量に対する比率が39〜45重量%、(6)前記高分子量成分量から求められる溶出曲線のピーク温度が96.5°C以下、且つ、複数の溶出温度区分毎の低分子量成分量から求められる溶出曲線のピーク温度が99.2°C以上
請求項(抜粋):
チーグラーナッタ触媒を用いて製造され、且つ、下記(1)〜(6)の各物性を有することを特徴とするポリエチレン樹脂。(1)190°Cにおいて試験荷重5.00kgで測定したメルトフローレート(MFR5)が0.20〜0.50g/10分。(2)密度(ρ)が0.948〜0.952g/cm3。(3)流動比(フローレシオFR)が65〜130。(4)応力緩和測定によって得られる下記式(I)の緩和パラメータHが1.90×10-8dyn/cm2以下。(5)温度上昇溶離分別(TREF)とサイズ排除クロマトグラフィー(SEC)とからなるクロス分別(TREF-SEC)によって求められる、複数の溶出温度区分毎に算出される高分子量成分量を全溶出温度区分で積算したものの、全容出量に対する比率(WH)が、39〜45重量%。(6)温度上昇溶離分別(TREF)とサイズ排除クロマトグラフィー(SEC)とからなるクロス分別(TREF-SEC)によって求められる、複数の溶出温度区分毎に算出される高分子量成分量から求められる溶出曲線のピーク温度(TH)が96.5°C以下、且つ、TREF-SECによって求められる、複数の溶出温度区分毎に算出される低分子量成分量から求められる溶出曲線のピーク温度(TL)が99.2°C以上。【数1】(ただし、E(τ)は時間τでの緩和弾性率である。)
IPC (2件):
C08F 10/02 ,  F16L 11/06
FI (2件):
C08F 10/02 ,  F16L 11/06
Fターム (12件):
3H111AA04 ,  3H111BA15 ,  3H111BA34 ,  4J100AA02P ,  4J100CA01 ,  4J100DA01 ,  4J100DA15 ,  4J100DA42 ,  4J100DA43 ,  4J100DA47 ,  4J100FA09 ,  4J100JA67
引用特許:
審査官引用 (3件)

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