特許
J-GLOBAL ID:200903040218027722

連続式溶融炉の排ガス通路構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-035961
公開番号(公開出願番号):特開平10-230123
出願日: 1997年02月20日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 本発明では簡単な構造で、且つ確実にダクトのダスト詰まりを防止し、廃棄物の溶融物収率を向上できる連続式溶融炉の排ガス通路構造を提供する。【解決手段】 溶融炉1で廃棄物を溶融し、そこで発生した排ガスをダスト含有状態で、口径を拡径させたダスト分離室31に排出させ、排ガスの流速を落としてダストの分離を促進させる。ダスト分離室31の天井36には、逆U字状接続管30を接続し、天井肩部36aにダストを衝突させ、その一部を付着させて排ガスから分離し、ダスト除去手段35によって溶融炉内に強制的に落下させる。一方、排ガスは更に逆U字状接続管30の内壁に衝突して残ダストの一部を付着分離し、ダスト除去手段41で除去され、下方ダクト32aの下端40で回収される。更に排ガスは、下方ダクト32a下端部に分岐させた水平ダクト32bに排出され、サイクロン分級機42にかけられる。
請求項(抜粋):
粉状化した廃棄物または灰を高温で溶融処理する連続式溶融炉の排ガス通路構造において、前記溶融炉の上部に接続したテーパー状の接続部を下部に備え、且つダスト除去手段を上部に備えたダスト分離室を設け、ダスト分離室の天井に分離室上部径より小径で且つダスト除去手段を備えた逆U字状接続管を接続し、該逆U字状接続管に下方ダクトを接続し、下方ダクトの下端部に水平ダクトを分岐させてサイクロン分級機を接続し、該サイクロン分級機に上方ダクトを接続したことを特徴とする連続式溶融炉の排ガス通路構造。
IPC (4件):
B01D 50/00 501 ,  B01D 50/00 ,  B01D 50/00 502 ,  F23J 3/04
FI (4件):
B01D 50/00 501 F ,  B01D 50/00 501 J ,  B01D 50/00 502 B ,  F23J 3/04

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