特許
J-GLOBAL ID:200903040218129983

傾斜連続鋳造機の鋳型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-221634
公開番号(公開出願番号):特開平7-075853
出願日: 1993年09月07日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【構成】鋳型2の出側の一部を下方に設けられた水槽4に浸漬させ、鋳塊の対称軸が水平面に25ないし45 ゚の角度をなして水槽4を通過して冷却される。鋳型2に注入された溶湯1は、まず、鋳型壁からの放熱によって冷却(一次冷却)され、凝固殻5が形成される。鋳型2を形成して設置し、溶湯1の静水圧により鋳塊の対称軸より下部で鋳塊と鋳型2との間にエア・ギャップ6が形成され難く、鋳型2による鋳塊のこの部の冷却効率があがる。また、鋳型2の出側の近辺で鋳塊と鋳型2の間に形成されたエア・ギャップ6が水で満たされ、二次冷却の効率が高められる。【効果】芯割れの発生を防ぐことができ、二次冷却効果を高めたことにより大サイズの鋳塊の製造ができ、鋳造速度を増すことができる。
請求項(抜粋):
固定鋳型式の連続鋳造機において、鋳型を傾斜して設置し、前記傾斜によつて下側となる鋳型壁と溶融金属の鋳塊の表面間の熱伝達を促進し、上側と前記鋳型壁との間に熱伝達に差を設けたことを特徴とする傾斜連続鋳造機の鋳型。
IPC (2件):
B22D 11/04 111 ,  B22D 11/124

前のページに戻る