特許
J-GLOBAL ID:200903040219962875

湿式排煙脱硫システムにおける排水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 千春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-297406
公開番号(公開出願番号):特開平9-108536
出願日: 1995年10月20日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 装置の大型化を招来することなく、かつ排水中に含まれる塩素成分等の微量成分を、確実に固体として回収して排出することができる湿式排煙脱硫システムにおける排水の処理方法を得る。【解決手段】 排ガスを冷却液と気液接触させて冷却するとともに洗浄し、次いで排ガスを吸収塔において吸収液と気液接触させて排ガス中の亜硫酸ガスを吸収して、これにより生成した吸収液石膏スラリーから石膏として回収する湿式排煙脱硫システムにおいて、冷却液および/または吸収液から取り出した塩素成分を含む排水を処理するに際して、先ず排水を、Ca成分を含む中和剤によって中和し、次いで得られた中和スラリーを自己蒸気圧縮型濃縮装置52において濃縮して当該排水中の塩素を含む溶解塩類を析出させた濃縮スラリーを得て、当該濃縮スラリーの一部を固液分離機63に供給して固体として分離・排出する。
請求項(抜粋):
排ガスを吸収塔において吸収液と気液接触させて上記排ガス中の亜硫酸ガスを吸収して生成した吸収液石膏スラリーから石膏として回収する湿式排煙脱硫システムにおいて、上記吸収液から取り出した塩素成分を含む排水を処理する方法であって、先ず上記排水を、Ca成分を含む中和剤によって中和し、次いで得られた中和スラリーを自己蒸気圧縮型濃縮装置において濃縮して当該排水中の塩素を含む溶解塩類を析出させた濃縮スラリーを得て、当該濃縮スラリーの一部を固液分離機に供給して固体を分離・排出することを特徴とする湿式排煙脱硫システムにおける排水の処理方法。
IPC (12件):
B01D 53/50 ,  B01D 53/77 ,  B01D 9/02 601 ,  B01D 9/02 602 ,  B01D 9/02 608 ,  B01D 9/02 611 ,  B01D 9/02 615 ,  B01D 53/34 ZAB ,  C02F 1/04 ,  C02F 1/66 510 ,  C02F 1/66 521 ,  C02F 1/66 530
FI (11件):
B01D 53/34 125 R ,  B01D 9/02 601 C ,  B01D 9/02 602 A ,  B01D 9/02 608 A ,  B01D 9/02 611 A ,  B01D 9/02 615 Z ,  C02F 1/04 C ,  C02F 1/66 510 P ,  C02F 1/66 521 D ,  C02F 1/66 530 G ,  B01D 53/34 ZAB
引用特許:
出願人引用 (3件)

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