特許

J-GLOBAL ID：200903040233822261

再生可能な耐水耐油紙

発明者： 扇元 政人 ,  渡辺 満之 ,  細川 貞男 ,  南里 泰徳 ,  岩見田 糺
出願人/特許権者： 日本製紙株式会社 ,  興陽製紙株式会社
代理人 (1件)： 箕浦 清
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-296179
公開番号（公開出願番号）：特開平9-111693
出願日： 1995年10月19日
公開日（公表日）： 1997年04月28日
要約：

【要約】【課題】 耐水ならびに耐油性が要求される紙トレーや食品包装容器用の樹脂加工紙であってブロッキングを起こさない、易離解性で回収再利用が可能な耐水耐油紙を提供する。【解決手段】 表面粗さRmax が30〜5μmおよびコッブ吸水度が50〜20g/m2 ・2分である製紙用天然繊維を主体とする基紙の片面または両面に、Tg 10〜28°Cの範囲にあるアクリル系樹脂エマルジョンを固形分で3〜20g/m2 塗工し加熱乾燥した再生可能な耐水耐油紙。

請求項（抜粋）：

表面粗さ(JIS B 0601)が最大高さ(Rmax )で30〜5μmおよびコッブ吸水度(JIS P 8140)が50〜20g/m2 ・2分である製紙用天然繊維を主体とする基紙の片面または両面に、ガラス転移温度(Tg )が10〜28°Cのアクリル系樹脂のエマルジョン塗工液を固形分で3〜20g/m2 塗工し加熱乾燥して得られる、耐ブロッキング性が良好で再生可能な耐水耐油紙。