特許
J-GLOBAL ID:200903040237389643

バケット脱着装置によるバケット脱着方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-283755
公開番号(公開出願番号):特開平6-108489
出願日: 1992年09月28日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】[目的] 従来技術ではアーム及びバケットリンクのそれぞれ先端部とバケットのブラケット間にピンが枢着されているので、運転者が大なる労力と時間をかけて上記ピンを抜き外して、バケットの取付け替えを行っていた。本発明は、上記の問題点を解決てきるバケット脱着装置によるバケット脱着方法を提供する。[構成] 本発明のバケット脱着方法では、取外しているバケットを取付けるとき第1段階としてバケット脱着装置の枠体のアーム先端ボス側と、バケットのアーム先端部取付用ボス部を連結し、第2段階として上記バケットを地切りしてつり上げ、枠体を前方へ回動せしめて枠体のバケットリンク先端ボス側と、バケットのバケットリンク先端部取付用ボス部を連結するようにした。
請求項(抜粋):
バケット背面部のブラケットの相対する内面部に、アーム先端部取付用ピン穴とバケットリンク先端部取付用ピン穴を穿設するためのそれぞれボス部を設け、そのボス部に対して上記ピン穴を開穿するとともに、そのピン穴の穴心とボス部の軸心が同心になるように形成し、一方、アーム先端部及びバケットリンク先端部のそれぞれボス内部に左右に分離され、そのボスの軸心方向に移動できるピストンピンを設け、また上記両ボスを枠体にて連結して両ボスの軸心間距離をバケットの上記両ピン穴の穴心間距離と同心に設定し、また枠体の左右両側面部に、バケットのブラケット内面側のバケットリンク先端部取付用ピン穴側ボス部に対して当接できる位置決めガイド板を設け、また、アーム先端ボス側における枠体の左右側面部に、ピストンピン穴の穴心を中心として、略半円にわたる円弧状のガイドを設け、そのガイドの円弧半径を、バケットのブラケット内面側のボス部外周の半径と略同寸に設定しているバケット脱着装置のバケット脱着方法において、取外しているバケットを作業アタッチメント先端部に装備した上記バケット脱着装置に取付けるとき、枠体の左右プレートの内側にすべてのピストンピンを引込めて、枠体のアーム先端ボス側だけをバケットのブラケットの相対するアーム先端部取付用ピン穴側ボス部の内面側に挿入し、枠体の円弧状のガイドを上記ボス部に当接させた状態にして、アーム先端ボス内部のピストンピンをバケットのアーム先端部取付用ピン穴に突出挿嵌せしめ、次に作業アタッチメントを操作してバケットをつり上げ、地切りして垂下せしめ、その状態においてバケットシリンダを伸長作動せしめて枠体を前方に回動し、枠体の位置決めガイド板がバケットのバケットリンク先端部取付用ピン穴側ボス部に当接した時点に、バケツトリンク先端ボス内部のピストンピンをバケットのバケットリンク先端部取付用ピン穴に突出嵌挿せしめるようにしたことを特徴とするバケット脱着装置によるバケット脱着方法。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-222724

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