特許
J-GLOBAL ID:200903040256626850

FBG式変換器における温度補償構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-088880
公開番号(公開出願番号):特開2003-287435
出願日: 2002年03月27日
公開日(公表日): 2003年10月10日
要約:
【要約】【課題】中間にFBG(光ファイバブラッグ回折格子)を形成した光ファイバをFBGの両側の固定部において被測定物に固定して、測定すべき物理量たる被測定物のひずみを計測するFBG式変換器において、FBGのブラッグ波長が雰囲気温度によって変化しないように温度補償する。【解決手段】FBG1の両側の固定部2aのうちの少なくとも一方をバイメタル部材3を介して被測定物Wに固定し、雰囲気温度が上昇又は下降したとき、バイメタル部材3のたわみによりFBG1に作用させる張力を減少又は増加させる。雰囲気温度の上昇によるブラッグ波長の増加分はFBG1の張力減少に伴うブラッグ波長の減少で相殺され、また、雰囲気温度の低下によるブラッグ波長の減少分はFBG1の張力増加に伴うブラッグ波長の増加で相殺され、雰囲気温度でブラッグ波長が変化しないように温度補償される。
請求項(抜粋):
中間にFBG(光ファイバブラッグ回折格子)を形成した光ファイバを用い、FBGに作用させる張力を測定すべき物理量に応じて変化させて、この物理量を計測するFBG式変換器において、前記FBGに作用させる張力を雰囲気温度に応じて可変させるバイメタル部材を設け、このバイメタル部材により該雰囲気温度に応じた前記FBGのブラッグ波長の変化を抑制するように温度補償を行うことを特徴とするFBG式変換器における温度補償構造。
IPC (7件):
G01D 3/028 ,  G01L 1/00 ,  G01L 1/24 ,  G01L 1/26 ,  G02B 6/00 346 ,  G02B 6/10 ,  G01B 11/16
FI (7件):
G01L 1/00 K ,  G01L 1/24 A ,  G01L 1/26 D ,  G02B 6/00 346 ,  G02B 6/10 C ,  G01B 11/16 G ,  G01D 3/04 D
Fターム (11件):
2F065AA65 ,  2F065FF69 ,  2F065LL02 ,  2F065LL42 ,  2F075AA03 ,  2F075EE03 ,  2H038AA02 ,  2H038BA25 ,  2H038CA52 ,  2H050AC82 ,  2H050AC84
引用特許:
審査官引用 (2件)

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