特許
J-GLOBAL ID:200903040257796172

電動機の固定子鉄心

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-365131
公開番号(公開出願番号):特開平11-187593
出願日: 1997年12月18日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 任意数の極歯毎に円周方向に分割された積層鉄心片同志を、工場設備的にも高額な設備を必要とする溶接や圧入嵌合作業で組み立てて電動機の固定子鉄心とするものに於いて、該分割積層鉄心片の左右の端部の接合部の空隙から磁気抵抗が増加して良好な電気磁気特性が得られていない。【解決手段】 安価で簡単な治具・工具等で、左右の端部が櫛歯形状である分割積層鉄心片20同志の嵌合部34を固定子鉄心の内径側31及び外径側32からカシメ加工して、良好な強度とひずみの少ない密着結合を得る。又、鉄心個片に、分解の時に用いる治工具等が係合できる切欠部を設けることにより、簡単に分割積層鉄心片20又は鉄心個片に分解できる。
請求項(抜粋):
任意数の極歯毎に円周方向に分割された積層鉄心片は、V字形切欠部の有無により2種類以上の異形状に切断された鉄心個片を交互又は順に積層して左右の端部を櫛歯形状にしたもので、電動機の固定子鉄心は、一片の該積層鉄心片の右端部の櫛歯形状と、他片の該積層鉄心片の左端部の櫛歯形状とを嵌合させて積層鉄心片相互間の磁路を形成しながら、所定数の該積層鉄心片を順に嵌合させて環状磁路を形成したものであって、櫛歯形状の嵌合部に於いては、固定子鉄心の内径側及び外径側のV字形切欠部の無い鉄心個片を積層方向から加圧切曲げして、該嵌合部のV字形切欠部の有る鉄心個片をカシメ固着し、積層鉄心片相互間の磁路を形成したことを特徴とする電動機の固定子鉄心。
IPC (2件):
H02K 1/18 ,  H02K 15/02
FI (2件):
H02K 1/18 C ,  H02K 15/02 A
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る