特許
J-GLOBAL ID:200903040259350376

ディスク錠装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 由充
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-155369
公開番号(公開出願番号):特開平7-331934
出願日: 1994年06月13日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【目的】 内筒をなくして、構造の簡易化や部品点数の減少などを実現する。【構成】 錠本体1の筒状ケース8内に複数のディスク50〜52,ロック棒13,複数の仕切板12が装填される。施錠時、ロック棒13は各仕切板12のロック溝に係合する。各ディスクの鍵挿通孔には鍵2の鍵山の高さに応じて所定の回転角度位置に段部が設けてある。最も低い鍵山位置のディスク52の外周部にはロック棒13の係合溝が形成され、他のディスク50,51の外周縁にはロック棒13の係合溝がそれぞれ変位させて形成されると共に、変位角度範囲にわたりロック棒13の支持溝が形成される。鍵2の回動操作により、各ディスク50,51,52が決められた順に順次駆動して係合溝が一列に揃い、ロック棒13は揃った係合溝の溝底に転落して仕切板12のロック溝との係合が外れる。
請求項(抜粋):
高さの異なる複数の鍵山をもつ鍵と、この鍵の正逆回動により施錠および解錠動作する錠本体との組み合わせから成り、前記錠本体は、前端面に鍵孔を有し後端面より作動片を突出させた筒状ケースと、前記筒状ケース内の挿入された鍵の各鍵山位置に回動自由に配備される複数枚のディスクと、前記筒状ケース内の所定の角度位置に各ディスクと直交配備されるロック棒と、筒状ケース内の隣合うディスク間に固定状態で介在させる複数枚の仕切板と、前記筒状ケース内で鍵の先端部と係合して前記作動片を鍵と一体回動させる駆動板とを備え、前記の各仕切板は、鍵挿通孔を有し、外周縁には、前記ロック棒が配設される角度位置に、ロック棒が係合するロック溝と周方向へ円弧状に延びるロック棒のガイド溝とが一連に形成され、前記の各ディスクは、鍵山の高さに応じた所定の回転角度位置に、挿入された鍵の各鍵山に当接する段部が設けられた鍵挿通孔を有しており、挿入された鍵の最も低い鍵山位置のディスクの外周縁には、前記ロック棒が配設される角度位置に、前記仕切板のガイド溝に対応する溝深さのロック棒の係合溝が形成され、他のディスクの外周縁には、前記ロック棒が配設される角度位置より所定の角度だけ変位させた位置に、前記仕切板のガイド溝に対応する溝深さのロック棒の係合溝が形成されると共に、前記変位角度範囲にわたって前記仕切板のロック溝に対応する溝深さのロック棒の支持溝が形成されて成るディスク錠装置。

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