特許
J-GLOBAL ID:200903040259951914

ロータリーエンジンおよびその作動室シール構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-018643
公開番号(公開出願番号):特開2000-220401
出願日: 1999年01月27日
公開日(公表日): 2000年08月08日
要約:
【要約】【課題】 ロータリーエンジンのアペックスシール部のシール性を向上する。【解決手段】 ロータ7のロータ頂部9にはアペックスシール20が設けられ、ロータハウジング1と摺接する。アペックスシール20の両側にリーディング側補助シール30およびトレーディング側補助シール40が設けられる。ロータ外周面11aがハウジング内周面3に接近するとき、リーディング側補助シール30がハウジング内周面3に摺接してシール機能を果たす。作動室13aの他端ではトレーディング側補助シールが機能している。燃焼工程において作動室両端で補助シールとアペックスシール20の2重シール状態が得られ、シール性が向上する。また、補助シールをアペックスシール20に対して傾けることで、補助シールとハウジング内周面3の角度βを大きくでき、高いシール性が得られる。
請求項(抜粋):
ロータハウジングと、ロータハウジング内で偏心軸周りに回転可能に設けられ、ハウジング内周面に沿って移動する複数のロータ頂部を有するロータと、各ロータ頂部に設けられ、ハウジング内周面に摺接するアペックスシールと、を含むロータリーエンジンにおいて、各ロータ頂部のリーディング側にアペックスシールに近接して設けられ、リーディング側のロータ外周面がハウジング内周面に接近したときにハウジング内周面と摺接するリーディング側補助シールと、各ロータ頂部のトレーディング側にアペックスシールと近接して設けられ、トレーディング側のロータ外周面がハウジング内周面に接近したときにハウジング内周面と摺接するトレーディング側補助シールと、を含むことを特徴とするロータリーエンジン。
IPC (3件):
F01C 19/02 ,  F02B 53/00 ,  F02B 55/00
FI (3件):
F01C 19/02 A ,  F02B 53/00 F ,  F02B 55/00

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