特許
J-GLOBAL ID:200903040266089462
低加工硬化超硬ドリル
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池田 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-193432
公開番号(公開出願番号):特開2007-007808
出願日: 2005年07月01日
公開日(公表日): 2007年01月18日
要約:
【課題】 高炭素鋼等の焼入れし易い材料に対する穴明け加工においても加工硬化量が比較的少ない低加工硬化超硬ドリルにおいて、大径穴を加工する場合の先端中心部分の強度不足を改善する。【解決手段】 ドリル先端の中心部分、すなわち所定の境界径寸法dよりも内側に設けられる食付き刃部54の先端角α1が135°〜150°の範囲内で、周辺刃部56の先端角α2よりも大きくされているため、肩部22の強度を損なうことなく中心部分の強度が高くなり、穴明け加工時の負荷が大きい大径穴(例えば穴径が12mm以上)を加工する大径の超硬ドリルにおいても、先端中心部分の切れ刃52すなわち食付き刃部54の欠損が抑制されて、実用上満足できる耐久性が得られるようになる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
少なくとも先端の刃部が超硬合金にて構成されている超硬ドリルであって、
ドリル先端の中心部分に設けられた先端角α1が135°〜150°の範囲内の食付き刃部と、
該食付き刃部の外周側に連続して設けられるとともに、先端角α2が125°〜135°の範囲内で且つ前記先端角α1よりも小さい周辺刃部と、
を有して切れ刃が構成されているとともに、該食付き刃部と該周辺刃部との境界の径寸法dは、ドリル径Dに対して0.2Dより大きく且つ0.9Dより小さい一方、
切り屑排出溝のねじれ角βは20°〜30°の範囲内で、
シンニングにより形成された軸心付近の切れ刃の軸方向すくい角γは-5°〜+5°の範囲内である
ことを特徴とする低加工硬化超硬ドリル。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (6件):
3C037AA02
, 3C037BB01
, 3C037BB08
, 3C037BB13
, 3C037CC09
, 3C037DD03
引用特許:
出願人引用 (1件)
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ツイストドリル
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-035184
出願人:日立ツール株式会社
審査官引用 (4件)