特許
J-GLOBAL ID:200903040269486284

位相ロックループ方式周波数シンセサイザ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-218212
公開番号(公開出願番号):特開平6-045927
出願日: 1992年07月24日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】 全体としての周波数切り換え時間の短縮化を図る。【構成】 基準信号発生器1と位相ロックループ(2→4a→5→6→2)とで構成される位相ロックループ方式の周波数シンセサイザであるが、位相ロックループの位相比較器2と低域通過フィルタ4aとの間に周波数可変帯域除去フィルタ3を設けてある。このフィルタ3はコイル3dとコンデンサ3eと可変容量ダイオード3fからなる直列共振回路と駆動回路(3a、3b、3c)とからなる。3aにはある周波数設定値(K+L)/Mに対する3cの出力電圧が3fに印加されたとき、直列共振回路の同調周波数がその周波数設定値(K+L)/Mに対応した基準信号周波数Fr と一致するようなディジタル値(電圧制御発振器5の周波数特性を補正したもの)が、各周波数設定値(K+L)/M毎に予め設定してある。2の出力に含まれるFr 成分が除去される結果、4aの時定数は当該ループの安定動作に必要な程度のものであれば良く時定数を短くでき、全体としての周波数切り換え時間の短縮化を図れる。
請求項(抜粋):
外部から一定の周波数間隔で切り換え設定される周波数設定値に応じた周波数の基準信号をそれぞれ発生する基準信号発生器と; 前記基準信号発生器が周波数を切り換えて出力する基準信号を受けて所望周波数の信号を切り換えて出力する位相ロックループと; で構成される位相ロックループ方式周波数シンセサイザにおいて; 前記位相ロックループの位相比較器と低域通過フィルタとの間または低域通過フィルタと電圧制御発振器との間に、入力信号を受けてそれに含まれる前記基準信号周波数の整数倍の周波数成分を除去した信号を出力するフィルタであって、その除去帯域が前記周波数設定値に応じて可変される周波数可変帯域除去フィルタを1個または多段に縦続接続した複数個を介在させてある; ことを特徴とする位相ロックループ方式周波数シンセサイザ。
IPC (2件):
H03L 7/18 ,  H03L 7/107
FI (2件):
H03L 7/18 Z ,  H03L 7/10 C

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