特許
J-GLOBAL ID:200903040276167496

4輪車用懸架装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-046406
公開番号(公開出願番号):特開平5-213040
出願日: 1992年02月03日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構造の装置でローリングを理想的な減衰特性で減衰させる。【構成】 右車輪用メインダンパ2および左車輪用メインダンパ3を、車体側と車輪側との間に介装する。メインダンパ2の上部オイル室10とメインダンパ3の下部オイル室11とを第1連通管18,ベースバルブ7を介して連通させる。メインダンパ2の下部オイル室11とメインダンパ3の上部オイル室10とを第2連通管19,ベースバルブ7を介して連通させる。第1連通管18,第2連通管19にベースバルブ24付のロールダンパ4,5を接続した。ベースバルブ7,24を作動油が通ってピッチング,バウンシング,ローリングが減衰される。簡単な構造でショックアブソーバの機能とスタビライザーの機能を兼ね備えることができ、ロールダンパ4,5の減衰特性を変えローリング特性を変えれる。
請求項(抜粋):
シリンダ内がピストンによって上部オイル室と下部オイル室とに画成された右車輪側油圧シリンダおよび左車輪側油圧シリンダを、車輪側と車体側のうち一方にシリンダ本体を連結し他方にピストンを連結して車輪側と車体側の間に介装し、右車輪側油圧シリンダの上部オイル室と左車輪側油圧シリンダの下部オイル室とを第1連通路を介して連通させ、かつ右車輪側油圧シリンダの下部オイル室と左車輪側油圧シリンダの上部オイル室とを第2連通路を介して連通させ、これら第1連通路と第2連通路に、減衰発生用絞り部材をそれぞれ介装すると共に、シリンダ内がフリーピストンによって高圧ガス室とオイル室とに画成されオイル室が絞りを介して接続口に連通されたダンパをそれぞれ接続したことを特徴とする4輪車用懸架装置。

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