特許
J-GLOBAL ID:200903040278310091

音源装置および楽音のスペクトル成分分析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢島 保夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-085870
公開番号(公開出願番号):特開平9-251294
出願日: 1996年03月14日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【課題】分析合成系の音源において、ピアノなどの非調和性をもつ楽音を効率よく、かつ正確に分析し、質の高い分析パラメータを得ることができるようにすることを目的とする。【解決手段】分析合成系の音源において、分析対象の楽音波形データを一旦適当な条件でスペクトル分析し、倍音の周波数データおよび強度データを得る。そして、その結果に基づいて、スペクトル分析に用いるフィルタバンクの各フィルタの中心周波数および帯域幅を決定する。その後、そのフィルタバンクを用いて、分析対象の楽音波形データを分析し、分析パラメータを得る。再生時には、その分析パラメータに基づいて楽音を合成する。
請求項(抜粋):
分析対象の楽音波形データをスペクトル分析して、所定時間フレームごとにスペクトルの周波数データを求める第1の分析手段と、前記第1の分析手段による分析の結果、得られた周波数データに基づいて、スペクトル分析に用いるフィルタバンクの各フィルタの中心周波数を決定するフィルタバンク決定手段と、前記フィルタバンク決定手段で決定した中心周波数のフィルタからなるフィルタバンクを用いて、分析対象の楽音波形データをスペクトル分析し、所定時間フレームごとにスペクトルの周波数データおよび強度データを求める第2の分析手段と、前記第2の分析手段で分析した各時間フレームごとのスペクトル周波数および強度を分析パラメータとして記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された分析パラメータを順次読み出して楽音波形データを合成する合成手段とを備えたことを特徴とする音源装置。
IPC (2件):
G10H 7/08 ,  G10L 3/02
FI (2件):
G10H 7/00 532 Z ,  G10L 3/02 A

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