特許

J-GLOBAL ID：200903040282120221

遠心流動層脱硝装置

発明者： 高田 友昭 ,  堤 香津雄 ,  河村 太郎
出願人/特許権者： 川崎重工業株式会社
代理人 (1件)： 塩出 真一 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-114303
公開番号（公開出願番号）：特開平9-276661
出願日： 1996年04月10日
公開日（公表日）： 1997年10月28日
要約：

【要約】【課題】 遠心流動層脱硝装置において、脱硝率を向上させるとともに、未燃カーボンによるガス分散板及び流動層の目詰りを防止する。【解決手段】 排ガスなどの被処理気体の導入管10を有する外ケーシング12と、この外ケーシングの内部に設けられた略円筒形の流動層反応器14とからなり、この流動層反応器は被処理気体を導入するための多孔状円筒からなるガス分散板16とこのガス分散板の両端の遮蔽端板18、20とを有するとともに、この多孔状円筒の中心軸線まわりで回転駆動可能とされており、流動層反応器14はその内部に流動化粒子22を有し、流動層反応器の出口側の遮蔽端板20には清浄気体の排気管24が接続され、この排気管24が前記外ケーシング12の外部に突出して形成された遠心流動層排ガス処理装置において、前記ガス分散板16の少なくとも外面に、Pt、Pdなどの酸化触媒をコーティング法又は蒸着法により形成した酸化触媒層40を設ける。

請求項（抜粋）：

排ガスなどの被処理気体の導入管を有する外ケーシングと、この外ケーシングの内部に設けられた略円筒形の流動層反応器とからなり、この流動層反応器は被処理気体を導入するための多孔状円筒からなるガス分散板とこのガス分散板の両端の遮蔽端板とを有するとともに、この多孔状円筒の中心軸線まわりで回転駆動可能とされており、流動層反応器はその内部に流動化粒子を有し、流動層反応器の出口側の遮蔽端板には清浄気体の排気管が接続され、この排気管が前記外ケーシングの外部に突出して形成された遠心流動層排ガス処理装置において、前記ガス分散板の少なくとも外面に、酸化触媒からなる酸化触媒層を設けたことを特徴とする遠心流動層脱硝装置。

IPC (6件)：

B01D 53/94 ,  B01D 53/56 ,  B01D 53/74 ,  B01D 53/86 ZAB ,  B01J 8/38 ,  B01J 23/40 ZAB

FI (5件)：

B01D 53/36 102 A ,  B01J 8/38 ,  B01J 23/40 ZAB A ,  B01D 53/34 129 E ,  B01D 53/36 ZAB