特許

J-GLOBAL ID：200903040283389992

電動式射出成形機における型締め方法

発明者： 平 尊之 ,  伊藤 進 ,  上口 賢男 ,  小林 稔 ,  鯛 隆二
出願人/特許権者： ファナック株式会社
代理人 (1件)： 竹本 松司 (外4名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-142996
公開番号（公開出願番号）：特開平10-058504
出願日： 1991年06月28日
公開日（公表日）： 1998年03月03日
要約：

【要約】【課題】 クランクやトグル機構で構成される型締め機構をサーボモータで駆動する型締装置において、省電力で、サーボモータのオーバヒートを避けることができる型締方法を提供する。【解決手段】 サーボモータ7によってクランク2を駆動し、クランク2の回転中心Q1およびリンク3の両端Q2,Q3が一直線上に位置してリンク3が伸び切った状態のロックアップ状態に位置決めする。そして、サーボモータ7への駆動電流を遮断して型締を行う。この状態では、型締めによって生じる反力はクランク2の軸方向にのみ作用し、クランク2の回転中心Q1の周りに外部的な回転モーメントが作用しないから、サーボモータ7への駆動電流を遮断し、電流を流さなくても型締め状態は保持される。型締区間中はサーボモータに駆動電流が流れないから、省電力となり、かつサーボモータのオーバヒートも避けられる。

請求項（抜粋）：

クランクまたはトグル機構で構成された型締め機構をサーボモータで駆動し、該型締め機構をロックアップすることによって型締を行う型締め装置における型締め方法であって、前記サーボモータを駆動して、型締め機構のロックアップが完了したとき、前記サーボモータへの駆動電流を遮断することを特徴とする電動式射出成形機における型締め方法。

IPC (3件)：

B29C 45/66 ,  B22D 17/26 ,  B29C 45/76

FI (4件)：

B29C 45/66 ,  B22D 17/26 B ,  B22D 17/26 J ,  B29C 45/76

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭62-080017
  
• 特開昭61-125829