特許
J-GLOBAL ID:200903040284409881

二線式送受電通信方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 正剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-066330
公開番号(公開出願番号):特開平7-283765
出願日: 1994年04月04日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】 二線式電力線を用いて電力ロスやノイズ発生を抑制する送受電及びデータの双方向通信を可能にする装置を提供する。【構成】 親局1は、直流電力Vccを交互且つ一定の反転遅延時間を持たせて切り換え、平衡パルス状電力を形成して各電力線3に給電する。この平衡パルス状電力は伝送対象データに則ってその幅が変化する。その後給電を一時的に停止して子局2からのデータ受信に備える。他方、子局2では、親局1からの平衡パルス状電力の給電停止を契機にコンデンサ23から蓄電電力を取り込んでデータ処理部24を作動させ、この蓄電電力に基づく平衡パルス状電力(伝送対象データを表す)を形成してこれを親局1に送信する。
請求項(抜粋):
二本の電力線を介して接続された装置間で送受電及びそれに伴う相互通信を行う方法であって、送電側装置が、各電力線に対してそれぞれ直流電力とその反転電力とを初期給電し、更に所定のパルス群データに則り一方の電力線上のレベル反転後に他方の電力線上のレベルを遅延反転させ且つ他方の電力線上のレベル反転後に一方の電力線上のレベルを遅延反転させて平衡パルス状電力を形成する段階と、所定時間経過後に前記平衡パルス状電力の給電を一時的に停止して各電力線からの電力受電状態を形成する段階とを有し、受電側装置が、各電力線から受電した平衡パルス状電力を直流電力に変換して蓄電する段階と、前記平衡パルス状電力の給電停止を契機に前記蓄電された電力を使用して該蓄電電力とその反転電力とをそれぞれ各電力線に初期給電し、更に所定のパルス群データに則り一方の電力線上のレベル反転後に他方の電力線上のレベルを遅延反転させ且つ他方の電力線上のレベル反転後に一方の電力線上のレベルを遅延反転させて平衡パルス状電力に変換する段階と、を有することを特徴とする二線式送受電通信方法。
IPC (2件):
H04B 3/54 ,  H04L 12/40
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公平6-005844
  • 特開平2-254816

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