特許
J-GLOBAL ID:200903040288317205

測色計の受光光学系

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-058729
公開番号(公開出願番号):特開平6-273232
出願日: 1993年03月18日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】本発明は、波長分解フィルタとセンサアレイとの組合せ等からなる分光センサを用いた測色計における受光光学系において、被測定領域の各点から発せられる光線が均一に含まれた被測定光を、効率良く、あるいはフィルタ面に対して垂直に入射するように、センサアレイの各センサに導くことができる受光光学系を提供することを目的とする。【構成】被測定領域から発せられた光は、アパーチャー2、対物レンズ3、アパーチャー4を通過後、結像位置より後方において放射状に広がる。波長分解フィルタ5とセンサアレイ6からなる分光センサは、被測定領域内の全ての点から発せられる光線が必ず含まれる領域内に配置されており、入射光の均一性が保たれる。被測定領域1からの光線はシリンドリカルレンズ7によりセンサアレイの列と垂直な方向について集光されるため、従来の光学系と比較して受光効率を改善される。またシリンドリカルレンズ8を通過後、ほぼ平行な光線とされるため、フィルタ5に対して垂直に光線が入射される。
請求項(抜粋):
入射光を電気信号に変換するセンサアレイ6と、センサアレイの前面に配置され、センサの列方向に透過波長が変化する波長分解フィルタ5と、被測定領域の像を所定の結像面上に結像する対物レンズ3と、対物レンズ近傍及び対物レンズの結像面近傍の少なくとも2ヵ所に配置され、被測定領域から発せられる光線の境界と、光軸に対する最大振れ角を決定するアパーチャー2,4と、前記対物レンズによる被測定領域の結像面と前記波長分解フィルタとの間に配置され、センサアレイの列に垂直な方向に曲率を有し、対物レンズの射出瞳を通過する光線のセンサアレイの列に垂直な方向成分のみをセンサアレイ面近傍に結像するシリンドリカルレンズ7と、からなることを特徴とする測色計の受光光学系。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平4-223236
  • 特開昭64-035226
  • 特開昭63-285426
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