特許
J-GLOBAL ID:200903040289052663

交流き電系における車両の異電源通過方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-289906
公開番号(公開出願番号):特開2000-125409
出願日: 1998年10月13日
公開日(公表日): 2000年04月28日
要約:
【要約】【課題】 異電源区間の通過を列車側で対応し、力行状態で通過可能とする。【解決手段】 列車11のパンタ12A,12Bと母線13A,13B間に切替遮断器CBA,CBBを接続し、母線を連絡遮断器CBCで接続し、CBA,CBCの入力側に継電器27A,27Bを接続する。またデッドセクション(DS)2の手前側軌道回路に列車に信号を渡すDS接近区間3を設ける。列車11がパンタ12Bが区間3に入ると信号が列車に渡され、CBBが開放され列車はパンタ12Aの電力で走る。27BはDS2に入ると動作し、トロリー12の区間に入ると復帰し、CBAを開とし微少時間遅れでCBBを閉としてパンタ12Bの電力で走る。パンタ12Aがトロリー12の区間に入ると27Aが復帰しCBAは閉となり、CBA,CBBは共に閉となる。パンタ12B,12Aが夫々DS2に入るときCBB,CBAは夫々開となっているのでアークを生じない。
請求項(抜粋):
異電源の第1,第2のトロリー線間にデッドセクションが設けられている異電源区間を複数のパンタグラフを有する列車が力行状態で通過しうる交流き電系における車両の異電源通過方法であって、前記デッドセクション手前の軌道回路に列車に信号を渡すデッドセクション接近区間を設け、列車には各パンタグラフに接続する各母線とそれぞれ直列に各切替遮断器を設けると共に、この各切替遮断器の出力側の母線を連絡遮断器で接続し、列車は各切替遮断器を閉とした状態で第1のトロリー線を走行して前記デッドセクション近くに来たとき前記デッドセクション接近区間からの信号を受けて前側の切替遮断器を開として後側パンタグラフで受電した電力で走行し、次いで、前側のパンタグラフがデッドセクションを通過したことを前側パンタグラフの電圧復帰を検出して後側の切替遮断器を開にすると共に微小時間遅れで前側の切替遮断器を閉にして前側パンタグラフで受電した電力で走行し、その後、後側のパンタグラフがデッドセクションを通過したことを後側パンタグラフの電圧復帰を検出して後側の切替遮断器を閉とし、通常の各切替遮断器を閉とした状態での走行に戻ることを特徴とする交流き電系における車両の異通過方法。
IPC (3件):
B60L 9/14 ,  B60L 9/08 ,  B60M 7/00
FI (3件):
B60L 9/14 Z ,  B60L 9/08 ,  B60M 7/00 Z
Fターム (13件):
5H115PA00 ,  5H115PA15 ,  5H115PC02 ,  5H115PC07 ,  5H115PG01 ,  5H115PI02 ,  5H115PI29 ,  5H115PI30 ,  5H115PU01 ,  5H115QE09 ,  5H115QE18 ,  5H115TD15 ,  5H115TO13

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