特許
J-GLOBAL ID:200903040297304418

誤り訂正符号化装置および誤り訂正符号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-047468
公開番号(公開出願番号):特開平7-262031
出願日: 1994年03月17日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】 リアルタイム処理で完結型の誤り訂正符号系列を構成する場合の、第1の符号化および第2の符号化のためのメモリ容量を低減する。【構成】 連続して送られてくる各第1の誤り訂正符号系列の行列シンボルを、夫々1つの大きさがmシンボル×n行のk個のブロックに分割し、ブロック分割した第1の誤り訂正符号系列を一つのユニットとしてL個のユニットを列方向に連結し、ブロック番号を0からk-1、ユニット番号を0からL-1としたとき、ユニット番号L-1のユニットにユニット番号0のユニットを回転配置してユニット番号L以上のユニットを取り扱える環状ブロック行列とし、この環状ブロック行列に対して、i番目のユニットを構成する各ブロックをi番目のユニットの0ブロックからユニット番号およびブロック番号を1ずつ増加して得られる環状ブロック行列上の各位置に並び代える。そしてブロック遅延配置後のデータパケットに第2のパリティシンボルを付加して、第2の誤り訂正符号系列を形成する。
請求項(抜粋):
k、m、nをそれぞれ任意の正の整数とし、k×mより小さな正の整数をpo とすると、(k×m-po )シンボル×n行で構成される原データパケットにpo シンボル×n行の第1のパリティシンボルを付加して、(k×m)シンボル×n行の第1の誤り訂正符号系列を形成する第1の符号化手段と、前記第1の符号化手段によって形成された前記第1の誤り訂正符号系列を1つの大きさがmシンボル×n行のk個のブロックに分割し、k個のブロックに分割した第1の誤り訂正符号系列を一つのユニットとしてL個(但し、LはL≧kなる正の整数)のユニットを互いに列方向に連結し、行方向のブロック番号を0からk-1、前記ユニットの番号を0からL-1としたとき、ユニット番号L-1のユニットにユニット番号0のユニットを回転配置してユニット番号L以上のユニットを取り扱える環状ブロック行列とし、この環状ブロック行列に対して、i番目(但し、0≦i≦L-1)のユニットを構成する各ブロックを、i番目のユニットの0ブロックからユニット番号およびブロック番号を1ずつ増加して得られる前記環状ブロック行列上の各位置に並び代えるブロック並び代え手段と、連続して順次伝送すべき複数の原データパケットに対して、前記第1の符号化手段による第1の符号化と前記ブロック並び代え手段によるブロック並び代えが順次行われるように制御を行う手段と、前記ブロック並び代え手段によるブロック並び代え後の(k×m)シンボル×n行からなる環状ブロック行列に、pi シンボル(但し、pi は任意の正の整数)×n行の第2のパリティシンボルを付加して、(k×m+pi )シンボル×n行の第2の誤り訂正符号系列を形成する第2の符号化手段と、前記第2の符号化手段によって形成された第2の誤り訂正符号系列の行列シンボルを、行方向に(k×m+pi )シンボルずつ、n行分順次出力する出力手段とを具備することを特徴とする誤り訂正符号化装置。
IPC (2件):
G06F 11/10 320 ,  G06F 11/10 330

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